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小室哲哉さん　　　　　3/3ページ　　　　　2019.01.01　UP

もうひとつ小室さんの良い特徴に、リーダーを後ろから動かす操縦者タイプであることが挙げられます。
いわゆる参謀的役割の方が向くのですが、しし座の特徴を持っている人が、その特性とはまるで逆の性質も併せ持っているとは。人間の面白さを感じずにはいられません。
小室さんを操縦者タイプと読んだ理由は以下の通りです。

・太陽×第6ハウス
・ドラゴンヘッドがてんびん座、ドラゴンテイルがおひつじ座
・木星、海王星の度数
・おひつじ座とてんびん座がインターセプト

木星と海王星は、ともにさそり座にいます。木星は星座特有の感覚が強まる度数、また海王星は5度35分と若い度数であることから、位置する星座さそり座の特徴は発揮されやすいでしょう。

さそり座は「陰」「影」「裏」というように、決して光が当たることはない部分を象徴しています。さそり座の特徴が出やすいことは、読み解き結果のなかで「自分の事を見せたくない、隠したい心理の表れ」と書いた理由のひとつでもあります。
しかしだからと言って、大人しく底に沈んでいるわけではないのです。したたかに影から後ろから、リーダーや周りを動かしているのです。

人を動かすには自らの強い意志と忍耐力、直感力や周りを観察できる洞察力が必要になってきますが、さそり座はこれらをすべて持っています。しかしそのルーラーは冥王星。冥王星は火星がレベルアップした星なので、その積極性や攻撃的なところは破壊や独裁といったより強烈な形となって多くの人に影響を与えるでしょう。
外から見えないところで、そういった力を発揮するのがさそり座の特徴になるのです。

逆に、持っている能力を上手く発揮できそうもないのがおひつじ座です。
おひつじ座はリーダーシップを体現したかのような星座ですが、残念ながらインターセプトなのです。インターセプトになっているサインはその能力が発揮されるのに時間がかかったり、能力自体にコンプレックスを持っています。
12星座の先頭を切るおひつじ座の明るい積極性や活動的な一面は、小室さんには縁遠いものになるでしょう。

おひつじ座がインターセプトであるということは、その向かいにあるてんびん座もインターセプトになります。てんびん座は引き立て上手。しかしその能力が活かされないということは、小室さんの後ろからリーダーを動かす力は、相手を思ってではないという一因に取ることができてしまいます。

人を操縦することができるという高い能力も、自分のために使えば利己的になり、人のために使えば賢い人と崇め（あがめ）られます。おそらく小室さんの人生はこのことを学び、悟り、追求するための一生のように思われます。

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最後の3つ目は、健康運の良さです。基本的に体は丈夫と書いた理由は以下によります。

・金星×第6ハウス
・木星×第6ハウス
・海王星×第6ハウス
・太陽×第6ハウス
・POFが第6ハウス
・月×第12ハウス
・木星×さそり座
・冥王星×おとめ座

「これでもか！」というほど、第6ハウスが強調されていますね。
第6ハウスは「仕事と健康のハウス」と呼ばれ、毎日の仕事について、また健康状態の良し悪しをここで判断することができます。

天からの贈り物であるPOFがこのハウスにあることが、健康に恵まれるひとつの理由になります。幸運の星、木星が位置していることも同様です。またこの木星は2番目に多くアスペクトを取っています。

強調されるハウスの基準は下記の通りですが、これらの項目を第6ハウスはすべてクリアしているため、小室さんにとって第6ハウスが示す事柄は見逃すことができない大事なメッセージになるでしょう。

・ひとつのハウスに星が3つ以上入っている
・太陽が入っている
・月が入っている
・木星が入っている
・位置する星が、多くのアスペクトを取っている

第12ハウスはこのうち月が入っていることと4番目に多くアスペクトを取っているという点から、その特徴は表れやすいと判断しました。
第12ハウスは「制限のハウス」。180度向かいにある第6ハウスとは打って変わって、入院生活や病院といった、健康とは真逆のキーワードが並びます。
ほかにも金星は第6ハウスにいることで「食べ過ぎや飲み過ぎに注意」、木星も第6ハウスにいることで「運動やダイエットを心がける」、そして海王星も同じ第6ハウスにいることでアレルギー体質になりやすいことを暗示しています。小室さんの場合、いいことが示される星並びがあっても、何かしら必ずその足を引っ張る負の要因がセットでついてくるのが特徴です。
第6ハウスは日々の労働についても語るので、働き過ぎて体を壊すとか、契約でトラブルが発生し、精神的に病むといった事件も起こるかもしれません。

こうしたことも引き金となり、お金の使い方は荒くなってしまうでしょう。

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と、金銭運そして恋愛運についても書きたかったのですが文量的にここまで、となってしまいます。ただどちらも良くないことは、読み解き結果に書いた通りです。

今回の読み解き結果では、冒頭と最後の締めの部分で「運」について書かれた本を引用しました。
星占いと運は切っても切れない関係だと思いますが、それを「偶然の運」と「必然の運」という言葉で認識できたことは、個人的にとても大きな収穫でした。
私も「必然の運」を高めるため、日々精進していきたいと思います。

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