★かつみ（かつみ・さゆり）さんのネイタルチャート
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かつみ（かつみ・さゆり）さん　　　　　2015.11.01　UP

　【 メルマガ第10号より（発行：2015.10.01）】

「金は天下の回りもの」ということわざがよく当てはまる星回りだと思います。

第2ハウスには太陽と木星、それにキロンがあります。太陽と木星は、それぞれ位置するハウスを強調する力があるとされています。
またキロンはアスペクトを4番目に多く取っているのですが、アスペクトを多く取っている星があるハウスは、その意味が強調されるとも言われています。
こうしたところから、第2ハウスの性質はかつみさんのなかで、かなり大きな割合を占めているのではないかと読み解きました。

太陽のキーワードのうち「活力」とか「創造」といった部分、木星の「幸運」や「発展」といった部分が、金銭的に富をもたらすと思います。
また木星は、ベネフィックス（吉星）でもあります。第2ハウスにベネフィックスが入っていると金回りがいい、つまり金運があるともされています。
ほかには天王星と冥王星が第8ハウス、金星と木星のセクスタイルといったところが、収入面を大きくさせている要因のように思います。

しかしこうした要因は、支出や損害というマイナス面もセットでもたらしてくれるようなのです。

かつみさんの読み解き結果の中に、「お金や高級品を手に入れようとするのは、実は自分自身に価値がないと思っていて、価値があるものを手に入れることで、心の隙間を埋めようとしている」と書きました。
これはもう心のキズやトラウマを表すキロンが第2ハウスにあるから。またそのキロンの度数や、生まれたときの星座であるうお座が強調されている点も理由にあると思いました。

うお座はデーカンだったりオーバーロードでもあり、そしてインターセプトでもあったりします。加えて木星がうお座にドミサイルなので、うお座の性質がものすごく強調されるでしょう。

うお座は悲観主義的なところがあり、「自分はダメな人間ではないか」というおびえを常に持っているとされます。この思いは太陽とキロンがコンジャクションというところからも、相当根強いのではないでしょうか。
またうお座のルーラーである海王星がさそり座にあり、その度数も物事を悲観的に考える理由になりそうです。あとは、「恐れ」とか「否定」といったキーワードを持つ土星の状態がいいことも、影響を及ぼしていると思います。

それからかつみさんのホロスコープのなかで勢いがいいなと思ったのがみずがめ座です。
みずがめ座は土星がドミサイルとトリプリシティ、水星がフェイス、またその水星と土星が行動的なる度数にいます。
加えてみずがめ座はアセンダントの近くにあるので、その特徴である理屈っぽいところや頑固なところは、身近な人に対して出やすいのではないでしょうか。

さゆりさんとの相性は、読み解き結果にも書いたようにとってもいいと思います。お互い、同じエレメントですから。
ただそのエレメントが「水」というのが、「共に流される」運命にあるのかもしれません。

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