ネイタルチャート 読み解き結果の解説 (中森明菜さん)

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中森明菜さん     2015.05.01 UP

 【 メルマガ第7号より(発行:2015.04.01)】

とても特徴のあるホロスコープだと思います。

 1.満月の日の生まれである。(ホロスコープ上)
 2.火星がノーアスペクト。(対ASC、対MCを除く)
 3.グループアスペクトが多い。(23個)
 4.インターセプトがあれば、その反対(逆インターセプト?)もある。
 5.エレメントが、風、土、水、火それぞれ3個ずつで均等にある。
 (ということは、ポラリティもプラスとマイナスそれぞれ6個ずつある)


特に2.のノーアスペクトは、かなり珍しいのではないでしょうか。アスペクト表の火星の列だけマークがなく、きれいに空欄です。

★火星がノーアスペクト
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ノーアスペクトは、両極端に力が働くとされています。しかも火星は攻撃性や積極性といった強烈なエネルギーの象徴とされていますので、一旦怒り出したら沸点まで一気に気分が駆け上がり、逆に落ち込んだら、まるで地獄に落とされたくらいのひどい落ち込みようになるのではないでしょうか。
こうした気分の高低差が激しいところは、このノーアスペクトのほかにドラゴンヘッドがふたご座&ドラゴンテイルがいて座、デーカン、あとは1.の太陽と月のオポジションといったところから読み取りました。

グループアスペクトも多いですね。堀ちえみさん(24個)のとき以来の多さでした。運命に翻弄されている印象を受けます。

インターセプトは第1ハウスと第7ハウス。その逆(「逆インターセプト」と書きましたが、正式な呼び方がわからず)は、ふたご座に第4と第5ハウスのカスプ、いて座に第10ハウスと第11ハウスのカスプがあります。
どちらか一方だけというのは見ますが、両方同時というのは初めてでした。

あとは、太陽と月が共に危険な度数に位置しているんですよね。危険な度数は、その星の事柄に関してアクシデントが起こるとされています。
太陽はアイデンティティとか自己表現を象徴。月は内面つまり心の中を象徴しているとされているのですが、そうした事柄について傷ついたり思い悩んだりするのではないかと思いました。
しかも月が位置している第12ハウスは、ほかのハウスより協調されている状態です。
第12ハウスは「制限の室」と呼ばれ、悩みや苦しみ、自己否定やコンプレックスといった気持ちを表します。

読み解く前にポイントとして挙げた「心のキズ」は、こうしたところに加え、太陽×キロンがトライン、キロンが第1ハウスと、やはりキロンの状態があまり良くない方向であることや、土星の影響力が強いところに見られるのではないかと思いました。

金星はしし座にあります。しし座の恋は、恋愛至上主義。何よりも恋愛が最優先、しかもその恋をイベント化しようとします。さらにノーアスペクトなので、派手で情熱的な恋になるでしょう。
その分、別れが来たときの落ち込みようも激しいのですが、そのあたりは金星×土星のクインカンクス、土星がうお座、といったところがよく表していると思います。

下手(したて)に出る理由は、傷つきたくないからというよりは、人々の関心を自分に向けさせるためではないかと読み解きました。これは土星×キロンがコンジャクション、といったところに見て取れます。
しし座が強調されているというのも、理由のひとつですね。

トラウマの解決や自信を持つためには、歌や踊りといった個性が表せるものに気持ちをぶつけるとよいと書きました。これはキロンが第1ハウスにあるところから読み解きました。
キロンは傷のありかを示すとともに、その癒し方も教えてくれたりします。第1ハウスは「パーソナリティの室」と呼ばれ、自分をどのように表現するかといったことを表します。この第1ハウスは、ほかのハウスより強調されています。

自分に傷を持つ一方で、その自分を表現していくことが癒しになる。傷を治すには、まずその傷と向き合うことが始めの一歩なのだと思いました。

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