ネイタルチャート 読み解き結果の解説 (稲葉浩志さん)

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稲葉浩志さん     1/3ページ     2018.09.01 UP

 【 メルマガ第27号より(発行:2018.08.01)】

国立大学出身で教員免許(数学!)を持つ稲葉さん。またテニスにも造詣が深く、錦織圭選手とも対談しています。
そうした文武両道なところはホロスコープにどんな形で表れているのかをポイントに見ていきたいと思います。

あとは教育実習のとき「長髪を切れ」と言われ帰った、というエピソードがあります。そうした自らの思いを貫く頑固さはどこにあるのかも探ります。

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文武両道というかマルチな才能に加えて、容姿まで抜群ときてる。その要因のひとつひとつは、ちゃんとホロスコープに表れていると思いました。

計画的で、効率よく物事を進められる生産性があるところは、以下の状況から読み解きました。

・太陽×火星がセクスタイル
・デーカン(おうし座)
・太陽、水星、土星、天王星、冥王星の度数
・太陽、水星×おとめ座
・エレメントで「土」が一番多い
・クオリティで「柔軟」が二番目に多い
・水星がドミサイル(+5)
・水星×天王星×冥王星がトリプルコンジャクション
・太陽×水星×天王星×冥王星がオーバーロード

稲葉さんはおとめ座生まれで、デーカンはおうし座。おとめ座とおうし座のいいところが出て、おとめ座のネガティブな部分は出ないという、とても理想的な星回りのように思えます。

おとめ座には、太陽、水星、天王星、そして冥王星の4つの星が位置しています。これはオーバーロードであるだけではなく、太陽以外の星がコンジャクションで結ばれている。つまり、トリプルコンジャクションでもあるわけです。
オーバーロードとトリプルコンジャクションは共に、位置する星座の性質が強調されると言われています。ということは、おとめ座の性質が強調されるのです。
また、冥王星は「行動的になる度数」、水星と天王星は「星座特有の感覚が強まる度数」にいることも、その要因のひとつでもあります。

おとめ座のウィークポイントが出るのを抑えているのは太陽の状態だと思います。
太陽とおとめ座という組み合わせは、動的惑星とマイナス星座なので星の影響は表れにくく、また太陽はカデントなこともあり、その力はあまり強くはなさそうです。ASC付近にあることも、その理由のひとつと言えます。

そして何と言っても、太陽の度数は29度53分で「涙の29度」なのです。ということは「老いた度数」でもあるわけで、これらふたつが示すのは、位置する星座の特徴が発揮されにくい、というものです。
おとめ座は理想主義な面がありますが、特にこの辺りが抑えられるでしょう。というのも、同じ性質をみずがめ座も持っているのですが、稲葉さんはこのみずがめ座の性質も発揮されにくい星回りと言えるからです。
稲葉さんのみずがめ座には土星がいます。しかしこの土星、太陽と同じように29度37分で「涙の29度」なんですよね。ということで、おとめ座とみずがめ座に共通する「理想主義」な性質は出にくい。つまり、夢や幻想に期待せず、きちんと現実を見つめ対処していく実用的な面が出るのではないか、と読み解いたわけです。

しかし、「涙の29度」に2つも星があるとは・・・。ここに星があると、その星の性質に対して悲しい出来事が起こるとされています。
この状態も葛藤が多い人生と読んだ理由の一つになりますが、一方で物事や状況を見極める冷静な心の持ち主とも判断できるのです。


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のんびり屋でおだやか。しかしそれは、物事を冷静に見極めたうえで動くか動かないかを決めるという、観察力と冷静さの裏返しでもあった。
そんなところは、以下の状態から読み解きました。

・太陽×木星がトライン
・デーカン(おうし座)
・太陽、土星の度数
・エレメントで「土」が一番多い
・エレメントで「風」が一番少ない

稲葉さんのエレメントは、火3、風2、土5、水2で、土がダントツに多いです。
土のキーワードは「堅実」「慎重」など。感情を荒げることに抵抗を感じるところもあります。対して風は「テンポが速い」「自由軽快」といった動きの素早さや束縛のなさが印象的です。
土の不動な部分が強調され、風の身軽さが影を潜める星回りと言えるでしょう。

トラインは、アスペクトを形成する星が同じエレメントになります。そのため星同士の性質が結ばれやすく、その力は強くなります。
太陽はおとめ座、木星はおうし座で、ともに土のエレメントです。土のエレメントの特徴は先に書いた通りですが、太陽と木星に共通する性質が「寛大」なので、おおらかでのんびりしたところは、こうした状況からも伺うことができます。
このおおらかでのんびりしたところがさらに拡大し、「人が気にするところは気にならない、人が気にならないところは自分も気にならない」みたいな部分や、「つらく苦しいことがあっても、受けたダメージを後々まで引きずるタイプではなさそう」と書いたのは、以下の理由になります。

・水星×天王星がコンジャクション
・水星×冥王星がコンジャクション
・水星×海王星がセクスタイル
・ドラゴンヘッドがふたご座、ドラゴンテイルがいて座
・デーカン(おうし座)
・木星、キロンの度数
・エレメントで「火」が二番目に多い
・火星×しし座
・月×おひつじ座


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