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小室哲哉さん     2/3ページ     2019.01.01 UP

星の状態も、あまり良いとは言えないでしょう。
「成分グラフ」で私は火星、土星、木星の影響が出やすいと表しましたが、これらはすべて悪い形となってそれぞれの特徴が出てしまいそうな雰囲気です。

一番ひどいのが火星です。火星はデトリメント(-5)に加え、逆行、危険な度数、火星の影響を受ける度数、土星に影響される度数、カデントですので、その性質は良くない形で出るか、出るのに時間がかかるか、出にくいと思います。
火星は攻撃の星です。自分の意志を貫くためなら、そのエネルギーで自らの考えを主張し、周りを焼き尽くすことですべてを手に入れようとするでしょう。

土星はフェイス(+1)とは言えペリグリン(-5)ですし、アンギュラー、土星に影響される度数、老いた度数なので、土星の性質は悪い形で表れることが多そうです。
土星は「制限」や「支配」といったブレーキを感じさせるキーワードを持っているのが特徴です。それらが人をコントロールする、もしくはしたいという欲求となって表面化するでしょう。

火星も土星も、互いが互いの影響を受ける度数にいます。
火星はやぎ座の28度で勢いがつき始め、かに座の28度で弱まるとされています。また土星は、てんびん座の21度で勢いが強まり、おひつじ座の21度で弱まるとされています。
ふたつの星はそれぞれの範囲内にバッチリ入っているので、各エネルギーは倍増され放出されることでしょう。

木星はカデント、否定的な影響力の度数、行動的になる度数そしてさそり座にいるので、こちらもその性質はひねくれた形となって表れそうです。
幸運の星木星の性質が変形して出るということは、ストレートに幸運からは縁遠いとも読み取ることもできますし、楽観主義は飽きっぽいとかこだわりがないといった方向に取られがちになるでしょう。加えて「浪費」や「消耗」といったキーワードは、お金を無計画に使ってしまう性格も表していそうです。

もし成分グラフの状態を良し悪しで色分けしたなら、小室さんはそのほとんどが悪い色で塗りつぶされてしまうでしょう。


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とは言え、小室さんにもいい面は備わっています。読み解き結果には大きく読み取れる3つの特徴を書きました。

ひとつは社交的で、コミュニケーション能力が高いという点です。その理由は以下によります。

・ASCがふたご座、MCがみずがめ座
・POS(第11ハウス)
・天王星×第3ハウス
・月、冥王星の度数
・金星×いて座
・太陽×金星がコンジャクション
・月×金星がオポジション
・金星×天王星がトライン
・デーカン(いて座)
・エレメントで「風」が二番目に多い
・ポラリティで「プラス」の方が多い

いい人付き合いができるかどうかは、金星の状態がひとつの目安になります。
金星はいて座に居たり、太陽や月、また天王星とアスペクトを取っていて、そのどれもがコミュニケーション能力の高さを表しているでしょう。

太陽は外側から見た自分になりますが、ここに金星が重なることで、親しみやすさは誰が見ても明らかなものになりそうです。月とは鏡の関係になることで心の内側が表面化するので、多くの人に愛想を振りまく人になるでしょう。
天王星は、水星がレベルアップした星と捉えられています。水星はコミュニケーションを司る星で、天王星は革命がキーワードの星ですので、そうした特性を持つ星とソフトアスペクトを組むことで、金星が表す「良い人間関係」という特徴は、「新しい形でコミュニケーションを持ちたい」という思いになって出てきそうです。

水星がルーラーであるふたご座には月がいます。その度数は「行動的になる度数」なので、ふたご座の性質も多くの人に小室さんの特徴として映るでしょう。
ふたご座や水星は、コミュニケーション能力が高いか低いかを見定めるひとつの判断基準になります。ふたご座の性質が出やすいということは、単純にその能力は高いと言えそうです。
またふたご座はASCに位置しています。
自分の意志を外に出すときや行動するときなど、すべてにおいてASCにある星座のパターンが出やすいとされ、それは一生続くと言われています。ふたご座の社交的で明るいところは、多くの人に好かれる要因になるでしょう。

このように、純粋に人と上手くコミュニケーションを取れる能力があるにも関わらず、しかし付き合いは表面的で濃度は薄いと書きました。その理由は、以下によります。

・ASCがふたご座、MCがみずがめ座
・金星×天王星がトライン
・金星×いて座
・エレメントで「風」が二番目に多い
・クオリティで「柔軟」が一番多い
・金星がカデント
・水星がデトリメント(-5)
・水星がアンギュラー

せっかくコミュニケーション能力の高いふたご座がASCにいるのに、その足を引っ張るのがみずがめ座です。みずがめ座は、オリジナル傾向。人と同じことを嫌います。ですからどうしても人に歩調を合わせるということができません。
そんな星座が公的な行動を起こすときに大きな影響を与えるMCにいるのですから、「すごく喋りやすいんだけど、踏み込めない一線があるよね」みたいな人になるでしょう。

ふたご座のルーラーである水星も、その状態は良いとは言えなそうです。
デトリメント(-5)ですしアンギュラーなので、水星が持つコミュニケーションというキーワードは悪い形となって表れそうです。
同じように金星も、カデントでありいて座にいることで、その特徴である「良い人間関係」「親密」といった部分が残念ながら上手く活かされることは難しいと思います。

エレメントでは「風」が、クオリティでは「柔軟」が多めです。どちらも「土」や「不動(固定)」と違い、縛られることが嫌いなので、「相手に対して深入りはしない」「表面的」な性格を作るでしょう。


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