もし星たちの加護がここまでなかったら、波乱万丈、トラブルに次ぐトラブルに見舞われ、その対応で人生のほとんどの時間が終わってしまうのではないか、と思わせる星回りです。
「昔は相当ハマっていたけれど、今では占いに頼らなくなった」という真麻さんにとっては皮肉な話ですが、星占いに関しては少しだけ気持ちを向けてみたほうが、人生をより良く生きるヒントを得ることができそうです。

と言うくらい、真麻さんは生まれたときの星たちが強力にフォローしてくれる運命にあります。
大概のトラブルは真麻さんご自身が起因になっている場合が多いのですが、そのために窮地に陥ったり進路を絶たれるおそれが迫ってきても、不思議とその危機を回避できたり、心配した事態に遭遇しなくて済んだことが過去幾度となくあったのではないでしょうか。
真麻さんご自身にも危険回避する能力が備わってはいますが、そこに加えて人間の力など遥かに及ばない強大な星たちの援護が、真麻さんを後ろから支えています。

どんな援護なのかは解説で語ることにして、ここでは星たちの加護がなかったらどんなトラブルに遭遇するのかを挙げてみることにします。

トラブルは大きく分けて3つ。ひとつは「口が悪いところ」です。
言葉選びが適切でなかったり、言わなくていいひと言を言ってしまったがために、その発言がトラブルを招いてしまうことが多いでしょう。
たぶん、「言いたかったことは、そういう意味じゃないのに」という、自身の思いと発した言葉のズレに悩むパターンが、よく遭遇するトラブルになりそうです。これは真麻さんの思考速度が速すぎて、言葉が追い付いていないからだと思われます。
真麻さんには客観性と理論的なものの見方ができる性質があるため、事象を的確に深く判断できる能力が備わっているのですが、肝心なそれらを伝える術である言葉遣いだったり話すタイミングなどが悪いために、せっかくの能力が上手く活かせなかったり、なかなか認めてもらえないといった不遇を味わう期間が長そうです。

どれだけ能力が高くても話す言葉が稚拙ならそれまで、なのです。どんな言葉を使うかというのは、とても大事です。言葉遣いひとつで人生が変わります。政治家が失言して更迭されたり、政治家生命の危機にまでに立たされるのが分かりやすい例です。逆に、心に響く言葉を発することで脚光を浴びる人もいます。

真麻さんが発言によるトラブルに遭わないためには、思ったことをそのまま口にしないことと、言葉を知ることになるでしょう。
頭の回転の速さは調整できそうにないので、であれば喋る前に一旦待つことを心掛けることが有効に働きそうです。「この言葉遣いって合ってる？」と自問してみることです。そしてボキャブラリーを増やすこと。やはり知っている言葉の量が多いと、思いや考えを伝えるのが圧倒的に有利です。日頃から読書する習慣を身につけ、言葉のシャワーを浴びるよう心がけましょう。

ふたつ目は「楽観的過ぎるところ」。最初に言っておきたいのは、楽観的なところが決して悪いわけではないということです。
楽観的とは何かと辞書を引くと、「「物事はきっと上手くいく」と、明るい未来を思い描くこと」とあります。真麻さんのホロスコープにも、その通りの内容を示す星の配置があります。
どんなに苦しく厳しい状況下にあっても、真麻さんがいることで周囲の人たちは希望を持つことができるでしょう。そういう、全体が暗く沈んでいる雰囲気を変える力が真麻さんにはあります。もちろん真麻さんご自身も苦難にめげず、常に前向きな姿勢で様々な問題に取り組むことでしょう。
ただこの楽観的という性質は扱いを少しでも間違えると、場の空気をさらに悪化させたり、周囲の人たちに不快な思いをさせるという危険性をはらんでいます。そしてその法則通り、真麻さんもその楽観性の使い方を時おり誤ってしまいそうです。

その代表的な例が、自分が問題を起こした当事者であるにも関わらず、「そういうこともあるよねー」とか「何とかなるでしょっ！」などと発言したりして、周囲の人たちからヒンシュクを買ってしまうパターン。
こういうセリフを言っていいのは周囲の人たち側であって、問題を起こした側は絶対に言ってはならないのです。

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