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ひろゆき(西村博之)さん     2/4ページ     2024.02.01 UP

また月はおとめ座にいますが、この組み合わせは根っからの分析屋な性格を作り出します。
起きた事象を今後に向けて分析することは重要だとは思いますが、それを感情や人との関係にまで当てはめてしまおうとするのは無理があります。
数学的なことなら答えはひとつですが、こうした不確実性の高いものは答えが白とか黒というようにはっきりとはしておらず、グレーだったりマーブルな箇所もあるのです。

読み解き結果の最後でこの「分析したがる性格を抑えたほうがいい」と書いたのは、さそり座やおとめ座などの性質が強く出過ぎるから。
さそり座にはドラゴンヘッドもありますので、この辺りが今世で解決すべきテーマになるでしょう。


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せっかくここで今世のテーマにまで話が辿り着いたので、その解説を書きます。

ひろゆきさんには「強い自己顕示欲があるのではないか」と読み解きました。そして、これらをどうコントロールするかが今世のテーマであると。
まずは、その強い自己顕示欲がどこからやって来るのかを挙げてみます。

・月×おとめ座
・土星×しし座
・海王星×いて座
・キロン×おひつじ座
・アンギュラーが一番多い(太陽、水星、火星、海王星、木星、月)
・土星×カデント
・第1ハウスに星が4つある(太陽、水星、火星、海王星)
・月、土星がカルミネイト
・チャートの左側に星が多い
・月、水星、金星、土星、キロンの度数
・太陽×ASC
・月、土星×MC
・月×キロンがトライン
・天王星×キロンがオポジション
・月が一番多くアスペクトを取っている
・ドラゴンヘッドが第12ハウス、ドラゴンテイルが第6ハウス

MCにしし座がある。これがとてもわかりやすく、そして大きな要因になると言えるでしょう。

しし座はヒーローもしくはヒロインになりたがる星座。ステージのど真ん中に立ち、大勢の観客から称賛と拍手喝采を一身に浴びることに恍惚感を覚えます。それが何より欲しいのです。またMCは、その人が目指す目標地点。「こうありたい」という理想が、そこに詰まっています。
ここに攻撃性やアイデンティティが付加された高い知性や言語能力が加わることで、自身の能力と喋りを大衆に見せつけたいという欲求が生まれます。

ただ、ここに位置する星が問題なのです。
しし座には土星がいます。土星には制限とか忍耐、禁欲など抑える力が備わっています。そして土星は動的惑星、しし座はプラスの星座のため、その影響は表れやすいのですがデトリメントでもあるため、土星やしし座の性質はネガティブな形で表れることが多そうです。
にもかかわらず土星はカルミネイト、そして行動的になる度数に位置しているため、ネガティブな土星の状態はホロスコープ全体を不穏な空気に包みそうです。

カルミネイトは、第9ハウスもしくは第10ハウスにある星のことを指します。このふたつのハウスを分けるカスプはMCでもあることから、カルミネイトはホロスコープ全体に対して強い影響力を発揮するとされています。つまり、ひろゆきさんの願望はすべてにおいて暗い影を落とす結果を生むかもしれないのです。

もうひとつ、要因として大きな割合を占めているのが月です。
月も第10ハウスにあるためカルミネイトです。そしてこの月はひろゆきさんにとってデーカンでもあるため、その性質はご本人に大きな影響を与えるでしょう。
デーカンは約30日あるひとつの星座を10日ごとに区切り、それぞれにトラインの位置関係となる星座のルーラーを当てはめ、その影響力を見るという方法です。
ひろゆきさんの場合デーカンはかに座となり、かに座のルーラーは月です。よってひろゆきさんはこの月の影響を強めに受けることになります。

月がいるのはおとめ座。おとめ座は完璧主義者。そして根っからの分析屋でもあります。
完璧主義者ということは、細かいところもこだわるということ。それは物事のクオリティを高める上ではとても威力を発揮しますが、ネガティブな方向にその力が働くと、こだわりを他者にも求める神経質な人とか面倒くさい人といった評判が発生してしまいます。

また第10ハウスとコラボすることで、周りから人気を得たいという欲求が強まります。これは第10ハウスが「社会生活と職業のハウス」と呼ばれ、社会的地位の確立や名誉などといった、目に見えて分かりやすい評価を表す場所が、感情を司る月をけしかけるからでしょう。

度数に目を向ければ、月は「自分のことを理解してほしい度数」に位置し、具体的数値も5度12分ととても若い度数であるため、おとめ座や月の性質は強く表れやすい星回りと言えます。

そして月は、キロンとトラインの関係です。キロンは心のキズ、トラウマを象徴する星。この星と月がアスペクトを取ることで、人々から注目を集めようとする人物を作り出します。
その原因は、幼少期に母親から拒絶されたという強い思いが潜在意識に眠っているから。月には潜在意識や母親という意味もあり、月の影響は0~5歳くらいまでが最も出やすいとされています。
子供のころ母親に相手にしてもらえなかったという絶望感はひろゆきさんのなかで大きなキズとなり、そのキズを癒す方法として他者からの称賛や地位や名誉に求めるといった行動に出る可能性が高いのです。

承認欲求を外部に求めるのは誰しもがそうでしょうし、実際褒めてもらえたり何かしらのポジションを与えられたら嬉しいでしょう。でもたぶん、それでは心のなかにある古傷は癒えないと思います。
読み解き結果にも書きましたが、子供のころ親にもらえなかった愛情は、大人になったらもう自分で埋めるしかないのです。他人や地位では心の距離的に遠すぎるからです。


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