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二宮和也さん     3/3ページ     2019.05.01 UP

てんびん座には土星と冥王星がいますが、共に26度以降で老いた度数になります。老いた度数は、位置する星座の特徴が発揮されにくいとされています。てんびん座は「調和」「協調」といった、周囲との関係性を踏まえた間柄を上手く保つことができる性質を持ちますが、こうした特徴は表れにくいのではないでしょうか。

土星は逆行ではあるものの、その勢いは強いエリアにいますしトリプリシティでもあるので、別名「凶星」とも呼ばれるその星の威力が、位置するてんびん座に暗い影を落としているかもしれません。

ふたご座には太陽、水星、火星がいるのでオーバーロードになります。そのため、ふたご座の性質は強く出やすいでしょう。
ふたご座には「コミュニケーション」という大事なキーワードがありますが、実はその社交性は他者との共存を意識してのものではなくて、自身の聡明さを打ち出したいという欲求が根源になっています。これはふたご座が星座の前半もまだ早い段階にいることが理由と言えそうです。

星座の巡りは人間の成長過程になぞらえると、わかりやすいです。赤ちゃんはただ自分の欲求のままに泣き、子供時代は周囲に配慮した行動はまだ身につけられず、段々大人になるにしたがって自分以外の存在に気を配ることを学んでいきます。
おひつじ座からおとめ座までの前半6星座は個人的な事柄を表し、てんびん座からうお座までの後半6星座は対相手(集団的)な事柄を表します。

個人的な事柄に属するふたご座の影響力が強く出るということは、そのコミュニケーションの取り方は子供のそれ、という見方ができるのではないでしょうか。そして集団的な事柄に属するてんびん座の力が出にくいということが、その幼稚さになお一層の拍車をかけている、と捉えることができるでしょう。


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いままで心にキズを負っている人のホロスコープを多く見てきた私にとって、そういうものとは無縁どころか自分に自信があり過ぎて横柄だったり高慢になるかもしれないという星回りを見ることができた経験は、いい学びの機会になりました。
二宮さんが自分に自信があると読み解いた理由は以下になります。

・エレメントで「火」が二番目に多い
・月×おとめ座
・月×天王星がスクエア
・金星の度数
・太陽がアンギュラー
・キロンがカデント
・MC付近に太陽がある
・太陽がフェイス(+1)
・第1ハウスに星がない
・ドラゴンヘッドがふたご座、ドラゴンテイルがいて座

太陽はアンギュラーだったりMC付近にもいて、フェイスなので、その特徴である「高慢」や「うぬぼれ」は表れやすいでしょう。

金星は行動的になる度数なので、位置するしし座の性質は出やすいと言えます。
しし座は、いつでも自分大好き!です。だから当然自分に自信があるしその思いが強過ぎて偉そうにしたり横柄な一面も見られるでしょう。

そこに、相手に対する批判精神も加わりそうです。
月も金星と同じ、行動的になる度数にいます。月はおとめ座にいるのですが、おとめ座のウィークポイントに批判精神が旺盛というものがあるのです。
完璧を求めるおとめ座ならではの弱点ですが、ここでは思いがった気持ちに相手を批判しかねないというマイナス要素が上積みされてしまう形になりそうです。

二宮さんが自信家だと読み解いたのは、こうした理由に加えもうひとつ、そもそもキズを表す要因自体が少ないのではないかと見たからです。

第1ハウスは「パーソナルのハウス」と呼ばれ、その人の性格などを表すのですが、ここに星がひとつも入っていないのです。
星がいないハウスの重要度は低く、つまり自身の性格にあまり悩まない人生なのかもしれないと判断したのでした。

もうひとつ、キロンがカデントというのも理由に挙げられます。
キロンはキズを表す星ですが、カデントにいることでその意味が弱まったりするのです。

キズにフォーカスする要素が少なく、逆に自信というキーワードを表す要因が多い。極めつけはドラゴンポイントの組み合わせが「自分の運の良さを信じているところがある」という決定打を放っていますので、二宮さんの自己評価は相当高いと見て良いでしょう。

でもその思い込みはあながち外れてはいないようで、二宮さんのディグニティはプラスしかないんですよね。

・ドミサイル(+5)水星×ふたご座
・ドミサイル(+5)木星×いて座
・エグザルテーション(+4)ドラゴンヘッド×ふたご座
・エグザルテーション(+4)ドラゴンテイル×いて座
・トリプリシティ(+3)土星×てんびん座
・ターム(+2)水星×ふたご座
・ターム(+2)木星×いて座
・フェイス(+1)太陽×ふたご座

ディグニティがいい状態ということは、星がその力を発揮しやすいことを意味しています。
星たちの加護も、二宮さんに大きな自信を与えている要因なのかもしれません。


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二宮さんは映画「硫黄島からの手紙」に出演し、アカデミー賞にノミネートされました。このように二宮さんはとにかく海外について縁が深い星回りと言えます。

・火星、水星×第9ハウス
・木星、天王星×第3ハウス
・太陽×ふたご座
・木星×いて座
・海王星×いて座
・ASCがおとめ座、MCがふたご座
・ドラゴンヘッドがふたご座、ドラゴンテイルがいて座
・POFが第3ハウス
・第9ハウスに星が3つ以上入っている
・木星、天王星、海王星がオーバーロード(いて座)

海外と言えば第9ハウスです。
第9ハウスは「外国のハウス」と呼ばれ、海外旅行に始まり留学や外国語の勉強、国際交流など海外にまつわることすべてを表します。ここに火星、水星、キロンがいることで、その性質が深く二宮さんの人生に関わってくるでしょう。

第3ハウスも旅行を表します。ただドライブ中の事故には注意した方がよさそうです。

ASCのおとめ座は、老後に国内と国外それぞれに住居を構える可能性を示唆していますので、もしかしたら嵐の活動休止後は海外での仕事に重点を置き始める、なんてことになるのかもしれません。


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ということで、二宮さんの洞察力の鋭さは、星占い的にあって当然という結果でした。
それは生まれたときの星座であるふたご座の性質が出やすく、さらにロジカルなみずがめ座の性質も加わるためで、彼に口で勝てる人はそういないのではないかと思います。

ちなみに、読み解き結果の冒頭で書いたひろゆき氏のネイタルチャートをざっと見てみましたが、MCがしし座でチャートの左半分に星が多いことから、二宮さんのように自己中心的で自分に自信があるという要素はゼロではないと思います。
いつか、ひろゆき氏のチャートも読んでみて、論破する人の特徴をまとめてみても面白いかもしれませんね。


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