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稲葉浩志さん　　　　　3/3ページ　　　　　2018.08.01　UP

・火星、金星、土星、海王星の度数
・土星×みずがめ座
・土星がドミサイル（+5）
・土星がエグザルテーション（+4）
・月×第7ハウス
・金星×第11ハウス
・太陽、水星、冥王星×おとめ座
・火星×第10ハウス
・キロンが逆行
・天王星、キロンがカデント
・カルミネイトに火星
・月×おひつじ座
・天王星×おとめ座
・太陽×木星がトライン
・ASCがてんびん座、MCがかに座

土星はディグニティがいいですし、度数も自らの「土星に影響される度数」にいますので、状態はものすごくいいと思います。
土星は「組織」とか「支配」といった性質を持っていますので、この辺りがとてもいい感じに発揮されるでしょう。

金星は「行動的になる度数」、火星は4度42分と非常に若い度数にいることから、位置する星座しし座の性質である「人を導くことの性格」が出やすいでしょう。

天王星は「アウトサウダー」とか「誰とも親密にはなりたくない」性質があります。またキロンは「異端児」や「社会ののけ者」「孤独を好むもの」といったキーワードがあります。
しかし天王星はおとめ座にいることでその影響力は低く、またカデントでもあるので、その性質は出にくいでしょう。キロンもカデントですし逆行でもありますから、同じようにその性質は抑えられる傾向にありそうです。

リーダーは、チームメイトと上手くやっていかなくてはならないのはもちろんですが、周囲の組織や上部とも巧みに交渉していかなくてはなりません。
稲葉さんはそうした関係各所とも折り合いがいい星回りと言えるでしょう。

海王星は行動的になる度数にいることで、さそり座の目上の人からの支持を得る運を表しています。太陽と水星はおとめ座にいることで、礼儀正しさを作ります。ASCのてんびん座、MCのかに座という組み合わせは、優雅な振る舞いや人の意見を上手く聞くという、コミュニケーションやモチベーションアップには欠かせない要素を与えてくれます。
つまり、身のこなしが上手く相手の意見も聞けるという理想のリーダー像まさしく！、なのです。

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稲葉さんのホロスコープを読み解き始めたときから、「おそらく運がいい人だろうな」とは感じていました。それは感受点がエレベートに多い、グループアスペクトが少ない、ディグニティがよい状態だったからです。
ただクインカンクスが多いことと、「涙の29度」に2つも星が入っていたことが気がかりでした。
クインカンクスは調整やすり合わせといった折り合いをつける事柄を表します。そんな理由もあり、葛藤が多い人生であるとは書きましたが、太陽と土星の涙の29度は逆にしし座のリーダーシップを上手く引き出し、みずがめ座の風変りな部分を潜めるストッパーの役割を果たしていました。

頭の切れもよく、リーダーシップもあってイケメン。これでモテない方がおかしい、というものです。
素敵な人は、ホロスコープにもちゃんとそのことが表れているのですね。

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