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錦織圭さん     2/3ページ     2017.04.01 UP

そんな「合格ライン」や「基準点」がほかの人より高い錦織さんですので、もし団体競技を選択していたのであれば、チームメイトと次第に温度差が出てきてしまうかもしれません。というか、元々人に合わせることは苦手だったり一人でいることを好むこともあり、みんなで優勝を取りに行くよりは自分一人で勝ちに行くスポーツの方が性に合っているのかもしれません。そのほうが、こまめに計画を修正できるという効率や生産性の高さもありますし。
組織にハマり切らず協調性も少ないため、サラリーマンには向かないでしょう。


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前ページで「真の敵は自分である」とは書きましたが、スポーツ選手にとって「対戦相手に勝ちたい」という欲望はもちろん必要です。
錦織さんのホロスコープにもそうした競争心や、今の自分よりレベルの高い相手ほど闘志が湧くといった野心は見られます。しかしその勢いがあまり強烈に感じられないというか、かつての師匠である松岡修造さんのような、熱く「勝ちに行くぜ!」というようなものではなく、むしろその逆で、じわじわと温度を上げてながら攻めていくような冷静さを感じます。
これは計画的な性格も絡んでくるのですが、何か行動を起こそうとしたとき見切り発車で飛び出すような性格ではなく、先を見越して「その結果どうなるのか」だとか「リスクはどの程度なのか」といったあらゆる未来を予想してから動くかどうかを決めるという、慎重で冷静な部分が大きく影響しているためかと思われます。

錦織さんの冷静さは、ときに冷酷ささえ感じるほどでしょう。
たとえば元カノが部屋に置いていったりくれた品物をみつけたとき、それがどれだけ思い出が詰まっているものだとしても「いらない」と判断したなら、あっさりゴミ袋へ入れてしまうかもしれません。その代わり「これはとても大事なもの」と判断したものは箱に入れるとかして、ものすごく大切にとっておくでしょう。物理的にも精神的にも断捨離がとても上手いのではないでしょうか。
現実的で、情に流されない固い意志の強さがあると思います。

もうひとつ、錦織さんのホロスコープのなかに攻撃的な部分が感じられないのは、自分に自信がないだとか悲観的といったネガティブな一面があるからではないでしょうか。
勝負師としてこういう感情は、足を引っ張る要素です。勝つためには日ごろのトレーニングと運、そして「自分なら絶対勝てる!」という自信が不可欠です。にもかかわらず、この最後3番目の要素が点数的に言えば低いのです。
この自信のなさは、幼少期の環境が大きく影響しているのかもしれません。
錦織さんはどちらかというと、気持ち的にお父さまよりはお母さまとのつながりが強く、とても固い絆で結ばれている印象なのですが、その固さには純粋な好きだとか尊敬しているといった感情だけではなく、コンプレックスだとかマザコンといった、ちょっとネガティブな感情も混ざった、複雑なものなのではないでしょうか。
なぜそんな感情を持ってしまったのか。それはおそらく子供のころ、お母さまから厳しく育てられただとか、何かの行き違いで「母親から拒絶された」と思い込んでしまったことが、深く意識の底に潜り込んでいるからではないかと思うのです。この拒絶感が、自分に自信がないという思いに影響を及ぼした感じがします。
ではどうしたら、自分に自信を持つことができるのか。方法のひとつとして、同じように心にキズを持った人たちのために尽くす、という手段があります。
人の気持ちを敏感に察知するほど豊かな感性を持っている錦織さんは、その神経質さに悩まされることがある一方で、心が弱っている人の力を助けたいだとか力になりたいと思っているのではないでしょうか。そうやって人のために尽くすことで、自分の傷が癒えていくのを体感できるでしょう。


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