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明石家さんまさん     3/7ページ     2023.12.01 UP

砂山は、もろく崩れやすい建造物です。どんなに大きく、また複数個建てたところで、風が吹き続ければその形は次第に消えていってしまいます。山の頂上に立っていた人は足場が崩れ、落下してしまうでしょう。
共感し合えたからといって、し合った者同士が身を寄せ合いひとつの場所に留まる時代ではもうない。共感し合えたからこそ、互いの自由を尊重する。そんな時代に変わったのです。

砂山を作ること。その砂山の頂上に立つことが今の時代どれだけ意味を成さないのかということに、いかに早く気付けるか。さんまさんの今後の活動範囲は、この点に大きく左右されるでしょう。


この気付きがやって来るまで、さんまさんは作った砂山をより強固なものとするために全力を注ぎます。

火星が位置するかに座24度のサビアンシンボルは、「南から差し込む太陽に照らされたところにいる女と二人の男」です。
「南から差し込む太陽」とは南中した太陽のことを指します。南中は占星術の世界ではMCと呼ばれ、集団的価値や方向性それに目標地点などを表します。この、高度が最大値の場所から太陽は女と二人の男を照らしています。彼らは太陽つまりかに座24度にとっての目標地点であったり、集団的価値を表しているのです。

黄道12星座のなかで集団性を表すのは、かに座とおとめ座、そしてやぎ座の3星座になります。
やぎ座はより大きな集まりのなかで自身がその頂点に立つことが目的。おとめ座は機能的な集まりの完成を目指します。そしてかに座は、心理的にみんながひとつになることが最終到達地点です。理念を共有し、互いが共感し合うことで結束力を深める。そのためには、女がひとりと男がふたり程度の少人数でメンバーを構成したほうが、より目標達成への距離は短くなるでしょう。
集団の規模や機能性より、ポテンシャルは低くてもいいから、気持ちを分かち合った者同士の心のつながりこそを最重要視するのです。

24度という度数は、所属する第5グループの具体的な決着を意味します。かに座の場合それは、気心知れた仲間との結束を深めることになります。

さんまさんは、昔からの芸能仲間であるジミー大西さんや村上ショージさんといった方々を自身の番組に何度も起用したり、彼らとのエピソードを頻繁に披露しています。また木村拓哉さんとのテレビ番組「さんタク」は20年も続いていて、そのなかで見るおふたりのトークのやり取りから、公私に渡り親交を深めているのがわかります。
このようにさんまさんが一対一、もしくは集まったとしても数名程度といった規模としては小さな集団に価値を置くのは、かに座24度のエネルギーが大きく働いているからなのかもしれません。


こうして築いてきた絆を、いつまでも大事に抱えているさんまさんですが、どれだけさんまさんが頑張ったところで、その絆はいつか力が弱くなったり形が変わっていきます。その原因となる時の流れ、そして人間の心の移り変わりは、誰にも止めることができないからです。
はたしてさんまさんはそのことに気付かず、いつまでも砂山を作り続けたり、太陽に照らされる女や男たちにこだわるのでしょうか。

おそらくそれらの行為はもう時代にそぐわないということは、それほど遅くないタイミングで気付くことができると思われます。

さんまさんの天王星は、かに座27度にいます。この位置のサビアンシンボルは「渓谷での嵐」です。
どんなにテクノロジーや防災に対する技術が進化しても、自然の猛威は私たち人間の想像をあっさりと超えて、建物を壊し命を奪います。かに座27度で起こる嵐の襲撃は、私たち人間に自然との共存の難しさや、便利さを手にする代償として「何か大切なものを失ってはいないか?」という問いかけのように思えます。
この問いかけがさんまさんの場合、「気の合う者同士がいつまでも一緒にいることが、果たして互いのためになっているのか?」というものになるかと思われます。

気心が知れた人といつも一緒にいれば、確かに楽です。まして自分のほうが年齢や立場が上であれば、なおさらその集まりは居心地がいいでしょう。しかしそれでは成長がありません。成長は、いつもいる場所(コンフォートゾーン)の外に出ることでしか得ることができないのです。
嵐の訪れはさんまさんにとって、これまで無視してきた成長の襲撃でもあるのです。

この事件をきっかけに、さんまさんはそれまで固めてきた絆に、終わりの訪れを感じるでしょう。いつまでもこの絆に依存していてもいけないし、頼りにしてもいけない、と。その瞬間から、かに座は自身の性質からの離脱を始めます。
27度が属する第6グループはそうした「卒業」のタイミングであり、つまりこの度数の持ち主は「今の状態はそう長くは続かないから、次の手を考えておこう」と、常に危機感を持っている人物であると読み解くことができます。

さんまさんは今年の10月から、ご自身が座長を務める公演を全国各地で開催されます。長い芸能活動のなかで、こうしたツアーを行うのは初めてだそうです。現状に甘んずることなく新しい展開に積極的に取り組むところは、かに座27度の「嵐」が絶え間なく心のなかに吹き荒れているからなのでしょう。
ツアーのメンバーにはジミー大西さんや松尾伴内さんのほかに、お笑いコンビ「アキナ」など、新しい顔ぶれも参加されており、現状維持にすがらない姿勢も伺えます。

変化を受け入れる。変化を恐れないところが、さんまさんのなかにはあるようです。


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