サビアン占星術 読み解き結果 (吹石一恵さん)

★吹石一恵さんのサビアンシンボル
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太陽 → てんびん座 5度 「心の内面の知恵を教える男」
月 → みずがめ座 10度 「一時的だと証明される人気」
水星 → てんびん座 13度 「しゃぼん玉をふくらませている子供たち」
金星 → おとめ座 26度 「香炉を持つ少年」
火星 → いて座 6度 「クリケットゲーム」
木星 → さそり座 12度 「大使館の舞踏会」
土星 → てんびん座 23度 「おんどり」
天王星 → いて座 2度 「白波に覆われた大洋」
海王星 → いて座 25度 「玩具の馬に乗っている小太りの少年」
冥王星 → てんびん座 26度 「互いに入れ替わる鷹と大きな白い鳩」
ASC → うお座 16度 「ひらめきの流れ」
MC → いて座 22度 「中国の洗濯物」

★吹石一恵さんのネイタルチャートの読み解き結果は、こちらをご覧ください。


★吹石一恵さんのネイタルチャートの読み解き結果の解説は、こちらをご覧ください。

吹石一恵さん     2021.12.01 UP

 【 メルマガ第44号より(発行:2021.06.01)】

今回サビアン占星術で読み解いた方は、吹石一恵さんです。

吹石さんは、生まれたときのサインの性質がポジティブに発揮される星回りでした。
9月28日生まれの吹石さんは、てんびん座。その性質は品位を重んじる平和主義者。争いを嫌い、すべての人に平等に振る舞います。その気配りは誰にも真似のできないハイクラスのものです。しかし、あまりに相手を優先してしまうことで、自分の存在意義を見失ってしまうのではないかという懸念もありました。
はたして、サビアンシンボルにもその辺りが表れているのでしょうか?

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吹石さんのネイタルチャートから浮かび上がるその人物像はとにかく利他的で、自分よりも先に相手を優先させる性格なのではないか、ということでした。
例えば人への贈り物も、「プレゼント」と言いつつ、無意識下では自分が欲しいものを選びがちになるのを、意識して相手が喜びそうなものをちゃんと選んだり、SNSに上げる写真や文章も、見ている人が気分を損ねないよう、ものすごく配慮するというように。
これは、自分の取った行為がときに大きな影響を相手に与えてしまったり、さらにはその影響が相手の周辺一帯へも広がりかねないということを、理解できている人物だと言えるでしょう。そんな客観的視野も持ち合わせているのではないかと思わせるのは、吹石さんの天王星がいて座2度にいるからです。

この位置のサビアンシンボルは「白波に覆われた大洋」です。
ここでの白波とは吹石さん自身のことで、彼女を例えた泡立つ白い波に大海原は覆われるのです。大洋は自分の周囲にある環境のことで、自分の動きひとつで状況が変わったり、そこにいる多くの人たちが動揺したり興奮したりします。まるで、海が荒れて大波が立つように。
「どんだけ強い影響力を持ってるんだ?」と思うのですが、そのメカニズムを深掘りすると、非常に効率のいい仕組みが見えてきます。

いて座の初期は、ひとつ前のさそり座が抑圧されたサインであったことから、そんな性質からの脱却を図ろうと自発的に主体性を持って動こうとします。しかもいて座のエレメントは火。創造力や活力に満ちたエネルギーを象徴します。その勢いは、いて座の独立心を強烈に後押しするのです。
さらにあまりに強いその炎は、周囲を巻き込みます。いて座は黄道12星座をおひつじ座から数えてふたつに割ったとき、後半の6星座に入ります。この後半部分は社会的な可能性を広げようとするゾーンで、集団の中での自分の立ち位置を探っていきます。つまり何か事を起こすときは、必ず自分以外の誰かが存在するのです。
いて座の火は、たき火のようにただ自分だけが燃えているのではなく、その火でお湯を沸かしたり食べ物を煮たりし、それらを食べた人たちが美味しいと舌鼓を打つ。そんな影響の広がり方に、何にも代えがたい高揚感を覚えるのです。

小さな白波も、大洋に強大な影響を及ぼすことがある。これは、自分の取った行動が、他者に大きな影響を与える可能性があることを上手く表現した例えと言えるのではないでしょうか。


自分が立てた波が大きな波紋を広げていく。そのことが何より嬉しくて、吹石さんはもっとたくさんの波紋を立てたいと考えます。たくさんの波紋とは、人々の喜びがあちこちで湧き上がること。そのために吹石さんは常に「相手が喜ぶこととは何か」を自分に質問していて、より上質の答えを求めていることでしょう。
そんなたゆまぬ努力と飽くなき探求心の存在は、海王星がいるいて座25度のサビアンシンボルが物語っています。

そのタイトルは「玩具の馬に乗っている小太りの少年」です。
太っている少年の姿は、文化的・物質的に満たされている状態を表します。そして手に入れたおもちゃの馬に乗って遊びますが、次第にただ乗るだけでなく、馬の背に立ったりだとか横向きに乗るとか、はたまた馬の頭部に乗るなど、様々な乗り方を考え出してそれらを実践します。そうやっておもちゃの馬をどう遊び倒せばいいのか、深く追求していきます。

いて座は、自分が取った行動が相手を動かし、さらにその様子を見ていた周囲の人たちが盛り上がることに、最大の喜びを感じるサインです。小太りの少年が次々と生み出す馬の乗り方を見た両親は彼を「すごいね!」と褒め称えます。その称賛の声に気を良くした少年は、もっと褒めてもらいたいとさらに別の乗り方を考えます。
これを吹石さんに当てはめると、何かしらのサービスを提供して相手に喜んでもらえた彼女は、「もっと喜んでもらうにはどうしたらいいか?」と、さらに上質のサービスを考えるのです。

このことから見えてくるのは、吹石さんは探求心が強いだけではなく、想像力が豊かで、創意工夫ができる能力も持ち合わせているのではないか、ということです。この多様性は、「あちこち興味が湧いたらすぐ動く」と書いた強い好奇心に通じるものもあると思います。


豊かな想像力と創意工夫を繰り返すことで、周囲の人たちが驚くようなサービスを次々と提供することができるところは、ASCがいるうお座16度のサビアンシンボルも証明しています。
そのタイトルは「ひらめきの流れ」。湧き出るアイディアがどうどうと流れていく様子が目に浮かびます。ただこのアイディアは、吹石さんが思い付きや気まぐれで何の考えもなしに出しているわけではありません。過去の成功と失敗を踏まえた、とても貴重な体験から生まれてきているのです。

うお座は黄道12星座最後のサインです。それまで培ってきた経験や知識を後に続く者たちに教えようとしますが、彼らは当事者ではないため実体験が乏しく、なかなかうお座が伝えようとしていることを理解できません。そこで教えることをあきらめたうお座は、それまで属していた組織と、知識や経験の豊富さからくるアドバンテージを捨て、何にもとらわれない俗世間へと戻ります。
様々な環境や、そこで暮らす多くの人たちを横目に、ひとり解放されて生きることにしたうお座の身に降りかかってきたのは、「あなたのなかに潜む可能性を、世の中に示せ」というメッセージでした。これは15度で侵入してきた、うお座に180度対向するおとめ座の性質です。


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