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吹石一恵さん     2/5ページ     2021.12.01 UP

おとめ座は個人を形成する最後のサインで、次のてんびん座からうお座までの後半6サインは、その個性を社会のなかでどう活かそうか試行錯誤を繰り返します。
うお座の真ん中、真向かいのサインが介入したあとのこの16度という段階は、言ってみればそのトライアンドエラーの最後の苦行で、組織や集団のなかで存在意義を見失った者に、自分が持つ力を信じて、もう一度チャレンジしろと励まし、勇気づけるのです。

この介入してきたおとめ座は、うお座の上位にいるおとめ座なので、従来の社会的通念にはあまり感化されていません。つまり、常識とか思い込みにそれほど捕らわれてはいないので他人の目を気にすることはなく、自分のやりたいことに素直に挑戦したいと思う衝動が湧き上がってくるのです。
そう思った瞬間、それまで放置していた過去の経験や知識がものすごい勢いで復活し、今の自分と融合して、それまでにはなかった斬新なアイディアが溢れてくるのです。

吹石さんが生み出す心遣いの数々は、黄道12星座すべてのエッセンスを総まとめしたものなので、目新しいだけでなく、その質も量もタイミングもすべてが、受けた者に最上級の心地良さをもたらすのです。


そんな吹石さんのハイレベルな気配りは、相手がどんな人であろうと平等に振る舞われます。特定の人をひいきすることもなく、すべての人に均等の配慮をします。そんなところは、火星がいるいて座6度のサビアンシンボルも表しています。

「クリケットゲーム」。これがそのシンボル名です。クリケットとは、16世紀にイングランドで始まったスポーツで、地面に立てた3本の棒にボールを当てるか、当たらないよう守るかを競います。
このクリケットという言葉の語源には「フェアプレイ」という意味があります。スポーツの楽しさとは、どんなに強い者も弱い者も、同じルール下で戦うという理由で生まれますが、そこに感動が加わるのは、対戦相手がどんな人物であろうと正々堂々と勝負を挑むその姿に、当事者や観客の心が大きく揺れ動くからです。
もしも不正や抜け駆けがあったら、それがわかった瞬間に人々の心は興醒めし、関係者に対して辛辣な態度や批評を行うでしょう。

公明正大に堂々と戦う。そんな思いが込められたスポーツ名をサビアンシンボルに持つ人物であるということは、吹石さん自身もどんな人とでも嘘偽りなく、真正面から向き合う人物である、ということを示しているのではないでしょうか。


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吹石さんの誰にでも分け隔てなく接する姿勢は熱い人望を、高い問題解決能力は安心感を周囲にもたらしますが、そうした要因もあって、吹石さんは思いもよらないほど高いポジションに就く可能性があります。
そのことを予感させるのが、土星が位置するてんびん座23度のサビアンシンボル「おんどり」です。

おんどりは、夜明けを誰よりも先に告げます。そうなると人々はやがて、このおんどりの知らせを当てにするようになります。
おんどりが知らせる夜明けに始まり、日の出や日の入などは世の中の流れを表したもので、つまりはこの度数を持つ人物は、そうした時代の動きを敏感に察知する能力を持っている人を表しています。
実はこの能力は「来ていない夜明けをもう来たと告げることができ、それは多くの人を自分の思うように動かすことができる」という危険を伴っているのですが、実際にその欲求を行動に移すのは、次の24度になります。この23度では、おんどりがそのことに気付いたところで終わります。
つまり人々にとってこのおんどりは、自己の欲求にまだ支配されていない公平性がギリギリ保たれた存在で、未だ圧倒的な信頼を寄せる人物に変わりはありません。

おんどり自身、つまり吹石さん自身は、先を読み取る能力を「集団のなかにおけるポジション作り」に役立てようと、とりあえずは夜明けの訪れを今まで通り告げることに精を出します。


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他人のことを思い過ぎる吹石さんのマイナス面として、私は自分軸が定まらず、自己肯定感をつかみにくいところではないかと書きました。そのことは、サビアン占星術の視点からも伺うことができます。
吹石さんの金星は、おとめ座の26度にいます。この位置のサビアンシンボルは「香炉を持つ少年」です。

この少年は香炉を持って宗教的な儀式に参加しているのですが、彼はどうして香炉を持つのかとか、自分がいま参加しているこの儀式にはどんな意味があるのかが、いまいちわかっていません。とりあえず持つものを持ち、イベントに参加しているだけです。これは儀式を行う主催者側からしたら、少年を自分たちに従わせていることになり、少年の意志や意見はまったく反映されていません。
言われるがまま、権威に対してただ従順になる。その姿は、相手をおもんぱかって右往左往する吹石さんの姿そのままだと言えるのではないでしょうか。

ただこのサビアンシンボルはそれでいい、と肯定しています。なぜなら、それが客観的視点を手に入れる方法の第一歩だからです。
おとめ座は、主観的なしし座と客観的なてんびん座のあいだに挟まれたサイン。自分から見た自分と、外から見た自分のあいだのどのあたりにポジションを置けばいいのか悩み、模索し、実際にアクションを起こします。そしてついに最適解を第5グループ(21~25度)で見つけると、次の26度から始まるおとめ座最後の第6グループでは、見つけたその最適解を手放し、後に続くてんびん座の主成分である客観性を身につけようと、方向転換を図ります。


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