サビアン占星術 読み解き結果 (荒川静香さん)

★荒川静香さんのサビアンシンボル
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太陽 → やぎ座 8度 「しあわせそうに歌う家の中の鳥」
月 → みずがめ座 6度 「ミステリー劇の演技者」
水星 → やぎ座 18度 「イギリスの国旗」
金星 → みずがめ座 9度 「鷹に変化する旗」
火星 → てんびん座 6度 「男の理想が多くの結晶に変わる」
木星 → さそり座 6度 「ゴールドラッシュ」
土星 → てんびん座 22度 「噴水で鳥に水をやる子供」
天王星 → いて座 3度 「チェスをする二人の男」
海王星 → いて座 26度 「旗手」
冥王星 → てんびん座 27度 「頭上を飛んでいる飛行機」
ASC → やぎ座 24度 「修道院に入る女」
MC → さそり座 13度 「実験している発明家」

★荒川静香さんのネイタルチャートの読み解き結果は、こちらをご覧ください。


★荒川静香さんのネイタルチャートの読み解き結果の解説は、こちらをご覧ください。

荒川静香さん     1/7ページ     2023.06.01 UP

 【 メルマガ第53号より(発行:2022.12.01】

荒川さんは、2006年のトリノオリンピックで金メダルを獲得したフィギアスケーターです。
そのポーカーフェイスさから「クールビューティ」とも呼ばれる彼女の演技は、美しいのはもちろん、見る者に感動を与える魅力があります。また上半身を大きく反らせる技「イナバウアー」や、エキシビションマッチで使用した楽曲「You Raise Me Up(ユーレイズミーアップ)」が注目されたりと、金メダル獲得時には一大ブームが巻き起こったのでした。

そんな荒川さんのネイタルチャートを読んだとき、私は確かにクールビューティに称されるような冷静さが星回りにも表れている一方、以外にも気分屋だったりときにはお茶目な一面もあるように感じました。
そこら辺がサビアンシンボルにも表れているのかを予想しながら、星たちが位置する度数が表す意味を解読してみようと思います。

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荒川さんのホロスコープを読み解き始めたとき、私は「たぶん、いい運勢なんだろうな」という印象を受けました。そしてその予想通り、彼女の星回りは幸運のエネルギーを噴水のように彼女自身や、周りの人たちにも降り注いでいたのでした。
そのことは、火星が位置する度数も教えてくれています。

荒川さんが生まれたときの火星は、てんびん座の6度にいました。この位置のサビアンシンボルは「男の理想が多くの結晶に変わる」です。
ここで登場する男は、今まで過ごした魂の育成期間であった黄道12星座の前半6サインを巡る旅のなかで、「外」に出たらやってみたいことをたくさん抱えていました。そしてついに、てんびん座に移動することで外に出た男は、胸の内に秘めていた熱い思いを周囲の人たちに語り、さっそく願望の幾つかを叶えていきます。

てんびん座以降の黄道12星座後半6サインは、前半6サインで培った個人としての能力を、社会とか集団といった他者のなかで打ち出し、協調性やさらなる自己成長を身につける段階になります。
その最初のステージとなるてんびん座では、まずはとにかく他者のなかに自分を溶け込ませることを第一ミッションとします。後になって、実はその集まりとは相性が合わないことがわかっても、ここでは自分と他者とのあいだにある境界線をなくしてまで魂の出入りを自由にさせ、自分以外の者と融合を図ろうとします。
まして6度という度数も初めの頃であれば相手を疑うことも知らないし、自分の願望が現実社会や世間の価値観と照らし合わせたら、とても実現できそうもない無謀なものかどうかも判断することはできません。
まるで子供が無邪気に将来の夢を語るかのように、男は外に出てあった人たちに自分の思いをぶつけます。そしてその純粋さに共感した人たちが、男の夢に加担するのです。

荒川さんには、この純粋な心を持つ男のような性質が備わっていそうです。
自分が持っている夢を、何の抵抗もなく周囲にオープンにすることができる垣根の低さがあり、たとえその夢が実現困難なものであっても、周囲の協力を得ることで達成することができるでしょう。どんな小さな夢も、他人の協力を得なければ手に入れることはできません。
これは見方を変えれば、多くの人に協力してもらえるだけの人望があると捉えることもできます。

ただ、気を付けなければいけないのが、他者の意思へ気持ちが傾きやすいこと。
心の境界線を取っ払っている状態ですから、他者の意向が際限なく流入してきます。荒川さんに協力するふりをして利用しようとする者、難クセをつけては夢の実現を妨害しようとする者など、様々な思惑を持った人が接触してきます。
相手を疑うことを知らないために、傷つく結果を招いてしまう可能性がとても高いです。しかしそんな苦い経験を含め、他者のなかで生きていくためにはどうあるべきかを学ぶのが、てんびん座が全30度で与えるテーマなのです。

荒川さんには、自分のなかにある純粋さを大切にしながら、他者と心の距離を取ることの必要性を持ってほしいと思います。


もしこのまま本当に、荒川さんが自身が持つ純粋さを守るものを何も持っていなかったら、その心はすさみ、自己肯定感の低さや最悪、対人恐怖症といった重大なキズを負いかねなかったでしょう。
しかし荒川さんはいかにもてんびん座らしい方法で、持っている純粋さを守りつつ、悪意ある人にも上手く対応できる技を身につけます。

どの星座であれ15度になると、対向する星座の性質が飛び込んできます。それは混乱を招き、元々の星座はパニックに陥ります。しかしこの騒動は、元々の星座にとって弱点を克服するために、どうしても必要な出来事になります。

てんびん座の弱点は、他者の意思に傾倒し過ぎるところでした。その弱点を克服するために飛び込んで来るのがおひつじ座です。
おひつじ座は、自分のことしか考えない星座。てんびん座のように周りのことを考え、配慮するあまり、自分より他人を優先させる性質とは真逆です。「オレがオレが」「私が私が」と自己アピールが強過ぎるおひつじ座の猛攻にてんびん座は圧倒され、一時は闇のなかに閉じこもってしまいます。
しかし、あくまで周りの環境のなかで生きることで自分を育てるてんびん座はやがて闇から這い上がり、あろうことか自分を暗闇の底へと落とした原因であるおひつじ座としばらく付き合ってみることにするのです。


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