サビアン占星術 読み解き結果 (明石家さんまさん)

★明石家さんまさんのサビアンシンボル
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太陽 → かに座 9度 「水の中の魚へと手を伸ばす、小さな裸の少女」
月 → さそり座 27度 「行進している軍楽隊」
水星 → ふたご座 21度 「労働者のデモ」
金星 → ふたご座 22度 「田舎踊り」
火星 → かに座 24度 「南から差し込む太陽に照らされたところにいる女と、二人の男」
木星 → しし座 4度 「正装した男と、角を刈られた鹿」
土星 → さそり座 15度 「五つの砂山のまわりで遊ぶ子供たち」
天王星 → かに座 27度 「渓谷での嵐」
海王星 → てんびん座 26度 「互いに入れ替わる鷹と、大きな白い鳩」
冥王星 → しし座 26度 「虹」
ASC → いて座 24度 「家のドアにとまっている青い鳥」
MC → てんびん座 11度 「眼鏡越しに覗き込んでいる教授」

★明石家さんまさんのネイタルチャートの読み解き結果は、こちらをご覧ください。


★明石家さんまさんのネイタルチャートの読み解き結果の解説は、こちらをご覧ください。

明石家さんまさん     1/7ページ     2023.12.01 UP

 【 メルマガ第56号より(発行:2023.06.01)】

今回サビアン占星術で読み解いた方は、明石家さんまさんです。

さんまさんの気配りの素晴らしさや世話好きなところはネイタルチャートにもよく表れていましたが、それは度数たちも教えてくれているのかが読み解くにあたっての焦点です。

今回はそこに加えて、そのサービスが「相手がもらって嬉しいものなのか」も見てみたいと思います。
例えば、ティッシュが欲しいときにティッシュを差し出してもらえれば嬉しいのですが、リモコンとか眼鏡だったら「それじゃない」って思いますよね。さんまさんの近頃の印象が、私としてはリモコンとか眼鏡を差し出している感じなんですよね。

はっきり言ってしまえば「芸風が時代にそぐわなくなっているのではないか」と。いつまでも離婚をネタにされても「そうはもう、聞き飽きた」ということです。

自虐ネタや共演者の話を上手くアレンジするといった芸風で一時代を築き、自身の地位を確かにしたわけですから、そこに軸を置くのは無理もありません。しかし年月の流れと共に世の中は確実に変化していき、「それまでウケていたものが、もうウケなくなった。もしくは倫理観的にアウト」というように価値観もグラデーション的に移り変わっていきます。
こうした時代の流れを常に感じ取り、軸を柱のように固定するのではなく、ピンのように抜いては別のところに刺すといった頻繁に位置を変えられるようにしなければ、どんなに地位が高い人といえども、その足元はいつか崩れてしまうでしょう。

これはさんまさんに限りません。
以前、ペンギンがいる池に芸人がワザと落ちたテレビ番組が批判されたとき、「世知辛い世の中になった」とコメントする同僚芸人が複数いました。
これは、ひと昔であれば「池に落ちた」が笑いの対象でしたが、今は「ペンギンたちにストレスを与えた」という方が、世の中の人たちにとって価値が高いということを、同僚芸人の人たちは未だに理解できていないという証拠と言えます。

芸人さんたちにとって、これからの時代は笑いを取るのが増々難しくなるでしょう。それはネタ以上に倫理的な問題が今まで以上に高くそして厚く立ちはだかるからです。
そうでなくても私たち視聴者はもう、テレビ以外にネットという個々人がカスタマイズしやすい環境を手に入れてしまっています。ほかに楽しめるものはいくらでもあるよ、ということです。
時代の変化に嘆くのではなく、その波に乗っていかないと、これからはどんな人も生き残るのが難しくなります。

さんまさんに執着度がどのくらいあるのか。また柔軟性はどのくらいないのか。度数という視点から迫ってみたいと思います。

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その人の性格や思考がどんな性質なのかを知る上で、最も重要な星は月です。月は感情や習慣を司ります。
その人がどんな感情の持ち主で、どういった習慣を繰り返しながら日々を過ごしているのか。果ては、どんな人生を形作っているのかが、月の状態を見ることである程度わかります。

さんまさんの月は、さそり座の27度にいます。この位置のサビアンシンボルは「行進している軍楽隊」です。
ラッパを吹き鳴らし、太鼓をドコドコ叩きながら、一行は町のなかを歩き回っています。その賑やかさ、衣装の華麗さ、醸し出す楽しそうな雰囲気に惹きつけられた街の人たちが、歩道を埋め尽くします。

しかし一方で、この軍楽隊が奏でている演奏を「うるさい」と感じている町民も一定数います。どんなに素敵な演奏も、聴く側の都合によってはそれは騒音となってしまうのです。
でも大音量で軍楽隊が町中を歩き回っている以上、その音を聞かないで済む方法はありません。ずっと、ノイズキャンセリングイヤホンをしているわけにもいきません。

さんまさんは、もちろん軍楽隊側の人間です。思いっきり大きな音でラッパを鳴らし、力の限り太鼓を叩いています。まるで「俺の音を聴け」と強要するかのように。
この「俺の音」がさんまさんの場合は、何十年に渡り繰り返し聞かされる離婚話だったりするわけです。

さそり座27度のサビアンシンボルを持つ人物は、こうした強要するところ、つまり押しつけがましさがあるとされます。

さそり座のミッションは「相手と一体化すること」です。自分の考えを相手に押し付けることで、相手との一体化を図ります。
あと3度で自身のサインが終わってしまうさそり座としては、たとえ相手に嫌がられようともミッションを達成するために、大音量で楽器をかき鳴らすのです。

27度と言えばサイン最後のグループである第6グループに属し、ほかのサインだと自身のサインの性質は薄れ、次に続くサインの性質が入って来ているタイミング。しかしさそり座は、この段階でも自身の性質しかありません。
このことは相手と一体化することがどれだけ難しく、また「そのことを絶対にあきらめない」というさそり座独特の執着心の強さを物語っています。

さそり座のルーラーは冥王星。相手を自分のものにするためには、地の果て地獄まででも追っていく一途さ、一切の妥協のなさが強力な援軍として後ろについているのですから、「やめる」とか「ここで手を打つ」などといった選択肢はさそり座のなかには存在しないのです。


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