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明石家さんまさん     2/7ページ     2023.12.01 UP

ちなみに、さそり座のミッションは次の28度で達成することができ、残りの2度で自身の性質からの離脱と、次のサインの性質の侵入が始まります。

離婚から何十年という時間が流れ、聞かされる内容も二番煎じ、三番煎じといった話の繰り返しが多く、それらを聞かされる視聴者などが「またその話か」とか「聞き飽きた」と心のなかでうんざりしていたとしても、笑うなり問いかけるなり何らかの反応を見せるまで、さんまさんはいつまでも同じ話をし続けることでしょう。
さんまさんの執着度は、とても高いと言えます。


先ほど、度数最後の第6グループは、それまでいた自身の性質からの卒業と次のサインへ移るための入学準備の段階、みたいなことを書きました。
さそり座の場合、それが29~30度という第6グループも最後の最後で行われるのですが、ほかのサインではいつ頃実施されるのでしょうか。

さそり座のひとつ前てんびん座では、26度の時点ですでに行われます。
海王星が位置するその度数のサビアンシンボルは「互いに入れ替わる鷹と、大きな白い鳩」です。このなかの鷹とはさそり座のことを指し、鳩はてんびん座を表します。

「互いに入れ替わる」とは、まさにてんびん座の性質とさそり座の性質が入れ替わる瞬間であり、てんびん座の性質は薄れ、さそり座の性質が濃くなっていく未来を想像することができます。

てんびん座の性質は鳩に例えられているように、平和や平等、相互扶助の世界が象徴とされています。
対するさそり座は、鷹が獲物に狙いを定め急降下していくように、ターゲットに向かって全エネルギーを注ぎ込む、思いっきり偏った思考が特徴です。「みんなで分かち合う、平和で平等な世界」の真逆が、さそり座の世界になります。

てんびん座26度は第6グループのなかでは一番最初の度数ですが、さんまさんは残り4度を待たず、このグループ初期の段階ですでにさそり座の性質が入り込んできています。
月はさそり座の27度にいながら、未だに位置する星座の性質だけが存在する一方で、海王星はてんびん座26度の段階ですでにさそり座の流入が始まっている。「どんだけ、さそり座の性質を持てば気が済むんだ!?」という感じです。

さんまさんの執着度は、私たち他人が想像する以上に強く、そして深いように思われます。


さんまさんはさそり座にもうひとつ、星を持っています。果たしてその位置にある度数も、さんまさんの執着の高さや深さを表しているのでしょうか。

さんまさんの土星は、さそり座の15度にいます。この位置のサビアンシンボルは「五つの砂山のまわりで遊ぶ子供たち」です。
このなかにある砂山とは、さそり座がこれまでの度数を経て培った知恵のすべてを投下して作った、渾身の作品になります。

砂山はとても大きく高さもあり、それを五つ(複数個)も作るとなれば、とてもひとりでできるものではありません。しかしさそり座は、これまでの出来事を通して身につけたスキルを使って、これらの砂山を完成させることができました。
さそり座が身につけたスキルとは、共感力です。相手の気持ちにシンクロするくらい寄り添い同調するという技を身につけたことで、最終ミッションである「相手との一体化」をもくろみます。
その試作のひとつとして、共感することで得た仲間たちと、大きな砂山を作ってみたのです。そしてみんなでその砂山で遊ぶことで、メンバー同士の結束力をさらに深めようとします。

この度数を持つ人物は、そういった共鳴し合う者同士の集まりを作りたがり、その統括者になろうと考えます。

人は何かしらの事件を共有することで、互いの心の距離は急速に縮まります(例:吊り橋効果)。確かに、自分が持つ感情に理解を示してくれた人に行為を抱くのは当然でしょう。俄然、親近感が湧きます。
その親近感を「砂山作り」というプロジェクトを通して、より強固なものとします。

共感力は、この度数の持ち主に限らずすべての人にとっても、これから先増々重要なスキルとなります。
さんまさんには生まれつき、この有益な才能が備わっているわけですが、それを砂山作りという物理的な方向へ舵を切ってしまったところが、時代の流れにそぐわなくなってきた決定的な原因と言えるでしょう。

2020年から、時代は「風の時代」に入りました。その始まりは、さそり座にとって妨害や悪運をもたらすスクエアの位置にあるみずがめ座で起こりました。
みずがめ座は、誰よりも自由を求めます。縛られることを嫌います。いつでもどこでも、まさに風のように世界を動き回っていたいのです。つまりこれから先は、みずがめ座の性質が表す場所や他者に縛られない自由な環境のなかで共感を生み出すスタンスが主流になっていくのです。
砂山という形あるものであったり、置き場所(それも広大な)が必要な共感の仕方や結束方法は、時代の流れにはもうマッチしないのです。

「目印となるような場所やものがなくても共感を得られたり、結束力が高まるのか?」と疑問視されるかもしれませんが、それはすでに現実化されています。
みずがめ座のルーラーである天王星が管轄するデジタルが生み出したインターネットの登場そして普及により、私たちは地球の裏側にいる人とも気持ちを通わせることが簡単にできるようになりました。そしてテクノロジーの増々の進化が、今後さらに心と心のつながりをしやすくしてくれるでしょう。


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