サビアン占星術 読み解き結果 (はなさん)

★はなさんのサビアンシンボル
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太陽 → いて座 29度 「芝を刈る太った少年」
月 → みずがめ座 5度 「先祖の委員会」
水星 → いて座 13度 「明るみに出る未亡人の過去」
金星 → やぎ座 27度 「山の巡礼」
火星 → うお座 27度 「収穫の月」
木星 → いて座 20度 「氷を切り出す男たち」
土星 → ふたご座 2度 「密かに靴下を満たすサンタクロース」
天王星 → てんびん座 18度 「逮捕された二人の男」
海王星 → てんびん座 2度 「歩くことを学んでいる小さな子供」
冥王星 → てんびん座 1度 「六番目の時代の光が七番目のものに変質する」
ASC → いて座 3度 「チェスをする二人の男」
MC → おとめ座 15度 「装飾されたハンカチーフ」

★はなさんのネイタルチャートの読み解き結果は、こちらをご覧ください。


★はなさんのネイタルチャートの読み解き結果の解説は、こちらをご覧ください。

はなさん     1/3ページ     2020.02.01 UP

 【 メルマガ第34号より(発行:2019.10.01)】

今回サビアン占星術で読み解いた方は、はなさんです。

はなさんのネイタルチャートを読んだのは、今からちょうど4年前でしたが、当時私はこういう「ほわん」としていて人生をゆっくりマイペースに歩く人に憧れていました。私自身の人生が、戦いの連続だったからです。
しかしそのホロスコープを読み解いてみて、はなさんには「心の軸がしっかりあって、現実的な考えをする」という強い信念があったのです。この結果と、自分の「戦い」や「攻撃」をキーワードに持つおひつじ座生まれと流されやすい性格を照らし合わせ、憧れとは「ないものねだり」だったということがわかった一件でした。

はたして、サビアン占星術でもはなさんの芯のある部分は表れているのか、また私が憧れていた「ほんわかした部分」も見えるのか。じっくり読み解いてみようと思います。

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私がはなさんに持っていた「ほんわかしたイメージ」とは裏腹に、彼女には以外にもせっかちだったり準備不足のまま見切り発車してしまうところがあると書きましたが、そんなところは冥王星が位置するてんびん座2度のサビアンシンボルが表しているでしょう。

てんびん座2度のサビアンシンボルは「六番目の時代の光が七番目のものに変質する」です。6はこの場合「反応」を表していて、何かにつけていちいち周囲からの影響に振り回されている状態です。次の7は一転して「能動的」や「積極性」を表し、自ら動き出すようになります。
つまりこのサビアンシンボルは、周りからの影響を跳ね除け、自身の考えや意志で行動を起こし始めることを表しています。

実はこのてんびん座の前、おとめ座までで、個人の形成は完了を迎えています。そしててんびん座からはそれまでに培った「個人」を武器に、社会に打って出ようとします。ただ、そこに転がっているチャンスのどれが一体自分にとってヒットするかは、まだ世の中に出たばかりのてんびん座に判断することはできません。そのため、手あたり次第、思いついたことを行動に移します。
始めの頃はそのほとんどがモノにならず、無駄な時間を過ごしたかのように思えるかもしれませんが、何年かあと経験を重ねた分だけ、判断は的を得てくるようになるでしょう。

はなさんの「無計画で、行き当たりばったり」と書いたところも、実は成果につながるチャンスを確実につかまえるための訓練、なのかもしれません。


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はなさんには決断力の早さと、結果がどうであれ後悔はしない潔さがあるとも書きましたが、これはてんびん座18度が表す「逮捕された二人の男」というサビアンシンボルからも読み取ることができます。

「二人」とは、てんびん座と180度向かいにあるおひつじ座のことです。15度で対抗するおひつじ座の侵入を受けたてんびん座は、そのあまりの衝撃の強さに驚き傷ついて、歩みを一度止めてしまいます。しかしこの18度で、再びおひつじ座の性質を受け入れようとします。
てんびん座の平和を愛し、人の意見を重視する性質のなかへ、おひつじ座の他人を顧みることのない、まったく個人的な意志で生きる性質が入ってくるのです。これは争いを嫌うてんびん座らしい選択かもしれませんが、この荒くれ者のおひつじ座に同調したことで、てんびん座はおひつじ座と「仲間」だとみなされ「逮捕」されてしまうのです。そういうはた迷惑この上ない出来事ですら許容してしまえるのが、てんびん座らしいとも言えます。
しかし、世間はてんびん座を放ってはおきません。てんびん座の勇気ある行動に賛美を送り、やがててんびん座が擁護していたおひつじ座の主張は強いものの、新しい世界を見せてくれる力強さにさえ、注目が集まり始めるでしょう。「周りがどう思おうが、私はこれを選ぶ」というはなさんの意志の強さを、ここに見るような気がするのです。

またこのシンボルは見方を変えると、これまでまだ誰もその価値に気付いていない段階で、いち早く気付ける先見の明がある人、とも捉えることもできます。
はなさんは仏像鑑賞が趣味のひとつであり、世間的にも「仏像ブーム」と呼ばれた時期がありましたので、そういういずれ注目を集める題材に、誰よりも早く目を向けることができる感性の鋭さも、このサビアンシンボルはあるように教えてくれているように思います。

この目の付け所の速さは、水星が位置するいて座13度のサビアンシンボルにも表れていると思います。「明るみに出る未亡人の過去」。これがそのタイトルになります。
大体こうしたタイトルの中身は、あまり堂々と表に出せるものではないのが一般的です。ですがいて座は裏表のないストレートな性格なので、できれば隠したい話も、何の思惑もないままオープンにしてしまうところがあります。

これだけでも十分、はなさんの素直な性格を表してはいるのですが、もうひとつの捉え方として、今まで表に出なかった事実や秘密を手に入れることができる人、という側面もあります。これは無意識下で育つ能力で、訓練すれば身に付くものではありません。直感なのです。

はなさんは「近い将来、仏像ブームが来るから」と思って仏像鑑賞を始めたわけではなく、おそらくただ興味が湧いて好きになって見るようになったら、世間でも見る人が増えたんだと思いますが、その時点ではまだ誰も騒がなかったものに、いち早く目を付けることができたのは、このサビアンシンボルの力が影響しているのではないでしょうか。

はなさんはこの仏像鑑賞が仕事にもつながり、仏像をテーマにしたテレビ番組にも多数出演されています。私も読み解き結果のなかで「専門知識を活かした方が、気持ちよく仕事を進められる」と書きました。そうした自身の教養面が活かされるのは、木星がいるいて座20度のサビアンシンボル「氷を切り出す男たち」も教えてくれていると思います。
男たちがなぜ氷を切り出しているのかと言えば、それを必要と思っている人たちがいるからです。では、いて座はどんなことが人に提供できるのでしょうか。


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