★所ジョージさんのネイタルチャートの読み解き結果は、こちらをご覧ください。


★所ジョージさんのネイタルチャートの読み解き結果の解説は、こちらをご覧ください。


所ジョージさん     2/3ページ     2019.05.01 UP

所さんがいろんな人とコミュニケーションを取るのは、満たされない自分を他人によって満たそうとしているのかもしれません。
Cさんと仲良くなって欠乏感が満たされたら、Dさんにコミュニケーションの軸を移していき、Cさんでは満たされなかった欠乏感をDさんで満たそうとする、というように。
言い換えれば、所さんはいつも心のなかに欠乏感を抱えていて、それを満たすためには自分とは違う他人の性質をどんどん取り入れなくてはならないため、ひとりの人に依存しているヒマがないということなのかもしれません。


     ---------------------------------------------------------


人と違うことに満足を覚えるだろうその性格は、ASCがあるサビアンシンボルが表しているでしょう。ASCはみずがめ座の9度で、「鷹に変化する旗」です。

みずがめ座はクオリティのなかで「固定」に入りますが、固定に属する星座(おうし座、しし座、さそり座、みずがめ座)の9度は、それぞれのやり方で、何かを創造するという段階に入ります。みずがめ座の場合は、思想や意志が込められた旗を鷹に「創り」変えようとします。

何かを一から創るときは、完成形はまだ想像でしかありません。またそこに至るまでの過程も、いくら準備していようが、実際に行動に移すまでは想像の域を出ません。つまり創造とは、どれだけ大きな想像力を働かせることができるかによって成功の確率が上がる、と言えます。
しかしみずがめ座はとても現実的な星座ゆえ、想像力につながる幻想とか情緒といった感覚的なことは苦手です。そんなみずがめ座が、苦手な想像力を駆使して「旗を鷹に変化させる(新しいものを創造する)」のです。とても不自然で、違和感があるでしょう。

この強制的な創造の仕方は、しかし常識や平凡を嫌う所さんにとって斬新な刺激となり、意外にも満足感をもたらしてくれそうです。


     ---------------------------------------------------------


凡庸を嫌い、改革や抵抗の態度を示すのは、土星がいるさそり座21度のサビアンシンボルも教えてくれています。「職務を放棄した兵士」。これがそのシンボル名です。

15度で向かい合う高次のサインの影響を受けたさそり座は、その力を巧みに操れるよう試行錯誤を始めます。その一環として、外部からの力を受け入れるだけだった性質を反抗するものに変えてきます。
それまで職務に従順だった兵士は未知の力を手に入れたことで、自分は他の兵士とは違う、もっと素晴らしいものを持っているのだとあからさまな主張を始め、外部(社会)に反抗したり攻撃したりするのです。「下級兵士がやっている仕事など、このオレ様がやってられるか!」といった感じです。

目的遂行のために、その姿勢は強固です。常識を拒否する。人に言われたことは絶対に従わない。他人と融合することが目的のさそり座がウソのようです。しかしこうして度数を1度ずつ確実に進めていくことで、やがてさそり座はその完成を迎え、そして自らの性質を手放していくのです。

この兵士のように、「自分には特別な使命があり、それを行動に移し始める」という意志を伝えているのが、冥王星が位置するしし座27度のサビアンシンボル「夜明け」です。

夜明けは、まさに一日の始まり。しし座はここで、自らに与えられた使命を実践し始めます。というのも、そうやって実際に行動を起こし結果を目の当たりにすることは、次のサインに移るために必要で大切な過程でもあるからです。

元々しし座はすべての行動が自分から他者という一方通行のみで、他者の反応を見る目を持ってはいませんでした。しかし様々な経験を経て自分に与えられた力を知り、それを外部に還元しようとし始めるのです。これは、他者を見る目が養われてきたと言えます。
しし座にとってこれは革命です。さそり座が15度でそれまでの性質とは真逆の姿勢を取ったように、しし座がこの27度で起こす行為は、自分→他者だけというものではなく、他者の反応を踏まえた上でという、それまでのしし座からしたら「あり得ない」ものです。

自分自身にも革命を起こしながら、外部へもサプライズを提供していく。所さんの常に新鮮さを求める性格は、ここにも表れているように思います。


     ---------------------------------------------------------


所さんは学生運動が盛んだった団塊の世代に当たります。これは当時の学校や社会に不満を抱えていた人たちが起こした騒動でしたが、その雰囲気が所さんのバックボーンになっているかもしれないと書きました。それは金星が位置するいて座19度のサビアンシンボルにも見て取れるでしょう。

「住処を移動するペンギン」これがそのシンボル名です。ここには神田沙也加さんの天王星も位置しており、そこ(メルマガ第30号)で書いた理想郷を求める姿が、所さんとしては学生運動に当たるのではないでしょうか。
もっと適切な待遇や環境を求めて住処を移動するペンギンのように、もっといい社会(世界)を求めて当時の学校や政治に抗議をしていた学生たちの姿がペンギンに重なるのです。これは改革や変化を求めるだけでなく、それまでの束縛から脱出するという意味も込められていて、つまり所さんの自由を求める性格は、このいて座19度のサビアンシンボルにも表れていると言えるのではないでしょうか。


     ---------------------------------------------------------


所さんに向く仕事として、守秘義務が求められるカウンセラーや医師などを挙げましたが、これは相手の話を聞く耳を持っているだけでなく、具体的な治療方法や悩みを解決するヒントを与えてくれる導師の才能もあることを表しています。
そんな一面は、水星が位置するみずがめ座24度のサビアンシンボルが教えてくれています。


<< 前のページへ   次のページへ >>

★所ジョージさんのネイタルチャートの読み解き結果は、こちらをご覧ください。


★所ジョージさんのネイタルチャートの読み解き結果の解説は、こちらをご覧ください。

SNS

↑ インスタグラム、毎日発信中!

Amazon 欲しいものリスト

いただければ、励みに頑張ります! 何卒よろしくお願いします。<(_ _)>
こちらからどうぞ。