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所ジョージさん     3/3ページ     2019.05.01 UP

ここのシンボル名は「情熱に背を向けて自分の経験により教えている男」です。
みずがめ座はこの度数が属する第5グループに入ってくると、限られた世界だけで通用する自分ではなく、普遍的な存在になろうとし始めます。そのためには情熱を含めた感情というものに振り回されてはいけないと判断し、この前の度数23度で感情をコントロールすることに成功します。その経験を、次の24度で人に教えようとするのです。

その様子はとても冷静過ぎるため、感情に縛られた人からすると、教えに対して憤慨する場面も出てくるかもしれません。しかし経験に裏付けされた教えの内容は深く重く、なにより正論であるため、次第にその考えは人々のなかに浸透していくことでしょう。


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敏感で感受性が高い性格は、火星がいるおひつじ座8度の「風になびくリボンのついた大きな帽子、東に向いている」が教えてくれています。

風は世の中の流れや霊的な雰囲気、リボンはそれらを感じるためのアンテナ、帽子は自らを守り、東は動きの源流がある方向をそれぞれ指しています。つまりこのサビアンシンボルは、向かいから流れてくる風を帽子で守りながら、その方向を見つめ、この流れはどうしたら起こるのかとか、どうやったらコントロールできるのかといった方法を模索している様子を描いているのです。

おひつじ座は行動的と言われますが、この度数を含む第2グループは理解することに重点が置かれるため、行動はどちらかと言えば控え目です。アンテナであるリボンに全意識を集中させます。

この敏感さを活かす手段として、やはりカウンセラーや介護関係、また占い師といった人の気持ちを汲み取る能力が求められる職業は所さんに向いていると言えるでしょう。


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このように所さんは心の問題に対してとても関心が高い様子が伺えるのですが、それはてんびん座29度のサビアンシンボルにも見ることができます。ここのサビアンシンボルは、「互いの知識の範囲に橋をかける方法を模索する人類」です。

先にも書いたように、この29度を含む第6グループは、次のサインへ移動する準備をする段階です。てんびん座はそのシンボルマークである「はかり」で、いるものといらないものを比べ、持ち越すものだけに意識を集中するようになります。やがてこの持ち越すものに、一回の移動だけでなく、場所や時を超えてでも通用する考えを求めるようになります。

心の中を表す手段として心理学や哲学、宗教といったものがありますが、それらは今日、私たちの世界では国という場所や何千年という時を超えて、とても長いあいだ共有され続けている考え方です。こういった、いつどこででもそしていつまでも存在し続ける思想に、とても深い興味を覚えるのではないでしょうか。


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家庭的で、とても家族思い。家族についての運勢が良さそうなのは、木星がいるかに座24度のサビアンシンボルも表しています。この位置のサビアンシンボルは、「南から差し込む太陽に照らされたところにいる女と二人の男」です。

南から差し込む太陽とは南中したときの太陽のことで、占星術的にはMCになります。MCは集団的価値やその方向性などを示します。
かに座に差し込む太陽の方向性とは、女と二人の男、つまり小さな共同体で活動していくということを宣誓しているわけなのです。それが家族であることは、いたってスタンダードなパターンになります。このようにかに座は、小さな集団を形成し、その結びつきを深くしようとする特徴があるのです。

この度数に幸福の星木星がいるのも、家族運が良いと頷ける要因のひとつと言えます。

この小さな家族という集団が、いかに幸福で満ちているかというのは、天王星がいるかに座の26度のサビアンシンボルに見ることができるでしょう。

「豪華さに満足と幸せを感じ、長机の上で読書をしている人々」という長いタイトルは、かに座の仲間内を重視する性質にしし座の豪華さを求める性質が加わった結果です。
26度が属する第6グループは、こうして後続のサインの性質を取り込むことで、サインからサインへの移行をスムーズに行おうとします。

限られた少数の集まりだけで豪華さや贅沢を堪能するということは、それ以外の人たちにはその恩恵を分け与えないという限定感や優越感を持つことも暗示しています。ですので、周りがうらやむ豪華な旅や食事をしたことを、「いいだろう」と自慢げに話すことがあるかもしれません。そのくらい家族の仲は良く、幸せな出来事に溢れているということになります。


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以上、所さんの感受点10個のサビアンシンボルを見てきました。

ネイタルチャートを読んだときに書いた、気配りができたり、段取りよく物事を進められそうな性格であることは、サビアンシンボルにも見て取ることができました。また、16度以降の度数が多いということは、向き合うサインの影響が入ってくるということで、それまでの性質が逆転したり、28度や29度くらいになると次のサインの影響が入ってきて、それまでの性質と混ざり、純粋なひとつのサインの性質が出にくくなってきます。

おそらくそのために、みずがめ座の気配りのなさが抑えられたり、さそり座の他人と一体化したいという願望は少なくなり、むしろ人と深い関係になるのを嫌がったり他人に対して上手く気配りができるといった真逆の性格が出来上がったのかもしれません。


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