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反町康治さん     2/3ページ     2018.11.01 UP

「博物館にある刀」というサビアンシンボルは、大きなプレッシャーを背負いながらも、寄せられた期待に応えられる実力の持ち主であることも示していますが、それは耐久力の高さのほかに、周りを上手く動かしたり時には自分の才能を巧妙に隠すなど、「気付く人だけ気付く」みたいな、自他そして環境すらコントロールできる絶品な手腕も備わっているからではないでしょうか。
そんなところは、火星が位置するサビアンシンボルが表しています。

火星は、うお座の14度にいます。ここのサビアンシンボルは「キツネ皮をまとった女性」です。
キツネには「ずる賢さ」、女性には「受容」というイメージがあり、そのふたつの力が掛け合わさることで、すべてを上手くコントロールできる人という、とても聡明な人物が出来上がります。ですから、例えものすごく大きなプレッシャーを抱えるような仕事を請け負っても、心身ともに過度の負担がかからないよう、人に任せられる仕事は任せたり、ストレスが溜まって心が苦しみ始めたら気分転換を図るなど、とにかくすべての物事をコントロールする能力に優れているのです。
「巨大なテント」で示される客観性と冷静さ、そして「キツネ皮をまとった女性」に見られる、心身を絶妙にコントロールできる能力の高さは、冥王星が持つサビアンシンボルの力を抑制しているように思われます。

冥王星はおとめ座の13度に位置し、そのサビアンシンボルは「政治運動を制圧する強い手」です。
強い権力や高い地位を与えられると、その力を自分のためだけに使い、暴君のように振る舞う人が出てきます。さらに、強い指導力がある人のところには、その発言などに共感した人々が集まってくるため、同じ理念でつながった集団ができあがります。つまり、その集団のなかで自己の思いを遂げるためだけに、与えられた力を振る舞う人が出てくるのですが、このサビアンシンボルの持ち主は、そうなる可能性を秘めていることを示唆しています。
何と言っても、政治運動ですら抑圧してしまうほどの強い手、ですから。

このレベルになると、もはや周りの意見を聞かなくなるのですが、そうならないのが「巨大なテント」や「キツネ皮をまとった女性」といった存在のおかげになると思うのです。
しかも「政治運動を制圧する強い手」のちょうど向かい180度は、うお座の13度で「博物館にある刀」になります。つまり反町さんは権力の象徴である刀と強い手の両方を持っていることになります。
強烈な統率力に固い意志、多くの人を魅了し引き寄せるカリスマ的要素を備えた方であることは、これらのサビアンシンボルがまざまざと証明してくれていますが、かといってそれらの力に振り回されない部分も、反町さんは同時に持っている性格と言えそうです。

反町さんの冷静さや客観性の高さは、「どんな独裁政治もしくは楽しい出来事も、永遠には続かない。いつか必ず終わりが来る」という終末期を見据えた考えから来ているのではないでしょうか。
そんなところは、月が位置するやぎ座のサビアンシンボルが示しています。

月はやぎ座の7度にいて、そのサビアンシンボルは「力のあるベールに隠れた予言者」です。
大きなムーブメントが終わる予兆は、その盛り上がりに対して対立する動きが出てきたり、別の新たな動きが見え始めるタイミングに感じることができますが、おそらく反町さんはその予兆を敏感に察知できる能力があると思います。そしてその新たな動きには、どんな権力者であれ抗うことはできないことも承知しているでしょう。だからこそ自分の力を過信せず、むしろ盛り上がりがまだ続いている最中で突然手を引く、という動きに出ることもあるかもしれません。
今季、松本山雅が優勝しJ1昇格が決まったのに、来期の契約更新はせず監督を退任するとか。(それはやめてほしいな、そりさん)

やぎ座は地に足をつけたリアリストでもあるので、そこら辺の判断は愛着とか慣れとか名残惜しさなどとは一切切り離して考えることができるでしょう。
この潔さは、そうやってスッパリ過去と決別しないと、先へ進めない性格からも来ているのではないでしょうか。海王星が示すさそり座18度のサビアンシンボル「豪華な秋色の森」がそのことを告げていそうです。

秋の森は木の実やキノコといった食べ物に溢れ、木々は紅葉し、それはそれは色鮮やかな景色になります。これは春の発芽に始まり、夏の開花を経た活動の成果とも言えます。やがて冬の訪れとともにそれらはすべてなくなり「無」の状態になります。そしてまた春が来ると新たに発芽して・・・の繰り返しになります。つまり再び秋の景色を見るためには、それまで得たすべてのものを枯らさなくてはならないのです。

反町さんは昇格請負人として過去3チーム(湘南、新潟、松本)をJ2からJ1に上げてきました。昇格させたチームで上のカテゴリーを一緒に戦うこともできただろうに、その地位や名誉に甘んじることなく、逆に知名度の低い小さなチームに移ってそこで「豪華な秋色の森」を再び見たいという途方もない夢の実現に向かって種を蒔くのです。
ネイタルチャートを読んだとき、「地位や名誉、また巨万の富を得たとしても、それで幸せを感じるタイプではありません」と書いた部分につながるところです。

規模の小さなチームは金銭的なしがらみはあるものの、うるさい外野が少ない分、自分がやりたいことをやれる自由さがあります。ときには突飛なプロジェクトも、開拓的に試せたりもします。
反町さんが移籍当初は小さなチームへと渡り歩いたのには、そうした自由さも求めたからでもあるのではないでしょうか。


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