「あの人の未来予想」読み解き結果解説

★堀江貴文さん2006年のホロスコープ
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★堀江貴文さんのプログレス・ルネーション図(2006年)
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堀江貴文さんの2006年を占う     1/3ページ     2022.02.01 UP

 【 メルマガ第45号より(発行:2021.08.01)】

今回未来予想したのは、堀江貴文さんの2006年です。

この年の1月、堀江さんは証券取引法違反容疑をかけられ、東京地検特捜部が会社と自宅を家宅捜査しました。それまで絶好調だったIT企業ライブドアとその社長である堀江さんに突如突き付けられた司法の刃は、世間を大きく騒がせたのでした。
実業家として大成功を収めた人間が、一夜にして容疑者となる人生の大どんでん返しを経験したこの年、星たちはどんなメッセージを堀江さんに送っていたのでしょうか。

堀江さんのネイタルチャートは、何と言ってもASCとMCがポイントでした。ASCがしし座、MCがおひつじ座なんですよね。人一倍目立ちたがり屋のしし座と、行動力ナンバーワンのおひつじ座の組み合わせが、彼を表舞台に押し上げたと言ってもいいでしょう。
プログレスとトランジットの星たちが、このふたつの感受点とどんな座相を組んでいるのか。その辺りに注目しながら、ホロスコープを読み解いてみたいと思います。


※文中の略語は、次の意味になります。
 (ネ)ネイタルチャートの感受点
 (ト)トランジットの感受点
 (プ)プログレスの感受点

   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓

ASCとMCからは特段、強いメッセージはなかったんですよね。(笑)
まあアスペクトのオーブが、プログレスは太陽と月のみ±1度で、それ以外はイグザクトリー、つまり±0度だけ。トランジットはコンジャクション、オポジション、スクエアしか見ませんから。
しかし星たちは違った形で、それまでの生活が変わることを教えてくれていました。

読み解き結果の最初で私は、堀江さんはこの年、すべてにおいて断捨離することになるだろう、と書きました。そうやって持っているものを取捨選択し、身辺整理をして、人生の新たなスタートを切るための準備期間になるだろう、と。それは各感受点が回帰の時期に差し掛かっているから、という理由のほかに、以下の状況も挙げられます。

・(ト)冥王星×第5ハウス
・(ト)天王星×第8ハウス
・(ト)海王星×第7ハウス
・(ト)キロン×第7ハウス
・(ト)木星×第4ハウス
・(プ)月×第3ハウス
・(プ)太陽×(ネ)月がトライン
・(ト)土星×(ト)海王星がオポジション
・(プ)水星が逆行
・(プ)月がバルサミックムーン期

第8ハウスは「死と遺産のハウス」。生死に関係することや、相続問題を表します。ここに、変化や革命をもたらす星天王星が入っていることで、友人知人の命が終わりを告げたり、物事が終焉を迎える可能性を示唆しています。

(ト)海王星とキロンが入る第7ハウスは「パートナーシップのハウス」。恋人や結婚相手、仕事上のパートナーといった協力関係にある人との相性を表します。海王星は現実逃避や崩壊、混乱とか犠牲を象徴。キロンにはキズ(トラウマ)や孤独を好む者、といった意味があります。
おそらくこの年は、堀江さんのあらゆる人間関係が刺激を受け、相手によってはその関係に亀裂が入ったり、解消してしまうこともあるでしょう。

(ト)土星と(ト)海王星のオポジションは、土星が表す規律や組織といったものを、幻想の世界を表す海王星が真正面から崩しにかかります。そのため喪失、殉職、組織の腐敗や解体などに遭いやすくなります。

そして極めつけ、決定打とも言える要因が、月がバルサミックムーン期に差し掛かっていること。バルサミックムーン期は、月の周期を8つに分けたとき最後のフェーズに当たります。
バルサミックムーン期の次は、ニュームーン期。ニュームーン期はその名の通り新しい月の一周が始まるタイミングであるため、その前段階であるこのバルサミックムーン期のなかで、人は過去の行いを振り返り、不要なものを処分します。
堀江さんは2006年からちょうどこのバルサミックムーン期に入り、そこから約4年かけて、これまでの人生を清算するのです。

過去がいいことばかりで埋まっている人は、おそらく皆無でしょう。苦くつらい思い出の方が多いかもしれません。
プログレス(セカンダリー・プログレッション)のなかでは、月は約30年で地球を一周することになっています。つまり過去30年のあれこれを振り返るのですから、時に気持ちが沈んだり、無気力になったりすることもあるでしょう。また清算のタイミングに突入しているということは、何かを始めても上手くいかず、むしろそれまでのつながりが次々と切れていきそうです。


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