イクリスプの読み解き結果と解説

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★深田恭子さんの2020年のホロスコープ(イクリスプ含)
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深田恭子さんのイクリスプ

★日蝕(2020.6.21)とのアスペクト表
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深田恭子さんのイクリスプのアスペクト(日蝕)

★月蝕(2020.6.6)とのアスペクト表
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深田恭子さんのイクリスプのアスペクト(月蝕)

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深田恭子さん     2020.04.01 UP

 【 メルマガ第35号より(発行:2019.12.01)】

このコーナーでは、未来予想で読んだ方のホロスコープにその年のイクリスプがどんな影響を与え、何が表面化されるのかを読み解いてみます。今号からの新コーナーになります。

初回は、深田恭子さんの2020年のホロスコープを対象にします。
深田さんは満月時の生まれなんですよね。満月や新月の特別バージョンが月蝕や日蝕なので、もうこのタイミングに生まれているだけでイクリスプとはただならぬ関係にあるような気がしてなりません。

さて、来年はどんなエネルギーがあふれ出るのでしょうか。


※文中の略語は、次の意味になります
・(ネ)ネイタルチャートの感受点
・(ト)トランジットの感受点
・(プ)プログレスの感受点


※対象とするイクリプスは、この年の誕生日前に起こった下記日蝕および月蝕を採用しました。

・(月蝕)2020年6月6日 やぎ座 15度
・(日蝕)2020年6月21日 かに座 00度

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月蝕は「月を蝕(むしば)む」という字の通り、地球のうしろから太陽が月を蝕んでしまう現象です。
占星術の世界では太陽は顕在意識、月は潜在意識を表すとされていることから、このとき無意識的なものを意識的なものが圧倒してしまうと考えられています。つまり、自覚した上で何らかの行動を起こしたり、自ら考え方を変えたりするのです。

2020年6月6日に起こる月蝕は、深田さんのネイタル、トランジット、プログレスすべてのASCとアスペクトを取っています。
深田さんの未来予想のなかで「ASCは人生の始まり」と書きました。つまりこの位置は、生まれたての赤ちゃんのようなイメージです。赤ちゃんは誕生した瞬間から、実に多くの状況や人々と関わることになります。そして成長していくなかで、自分がどんな人間であるかを認識していきます。

ASCは「自己認識」「個性」といったキーワードを持つのですが、それはおそらくこの誕生の瞬間から始まる「自分ってどんな奴?」という確認作業のことを指しているように思います。そのASCが2020年、月蝕とのアスペクトによって強調されるということは、深田さんはこの年、自分の存在意義や思考などについて深く見つめ直すのかもしれません。
結果、それまでの考え方を変えたり捨てたりするかもしれませんし、逆に新しいものの捉え方を受け入れたりするかもしれません。「思考の換気」が行われる気配です。

またASCは「出会い」というキーワードも持っていますので、そうした新しい価値観に出会える可能性も、この年の月蝕は教えてくれています。


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この月蝕は、ネイタルとトランジットのMCともアスペクトを形成しています。

MCは例えれば、山の頂上です。人生というひとつの山を登り始めた先の到着地点になります。ASCから始まった人生の目的地とも言えます。つまり、「自分ってどんな奴?」の答え「自分って、こんな人間なんだ!」が得られる場所なのです。
このことから、ASCで自分の個性や方向性に立ち止まったのは迷ったからではなく、生きたい方向が変わったもしくは見つけたから、考え方を変えたり新しいやり方を取り入れることにしたという、自覚した上での行動のように思われます。

元々深田さんは、突発的というか思いつきだけで行動を起こすタイプではないことは、ネイタルチャートを読み解いたときにも感じたのですが、それはこのイクリスプでも証明された形です。

深田さんは何をするにおいても、時間がかかる人なのです。動作が遅いという意味ではなくて、熟考に熟考を重ねてからやっと動き出すタイプなのです。
そんな深田さんが動き出すのです。それはつまり「答え」が見つかったからこそ、そこに向かって軌道修正することにほかならないのではないでしょうか。

もしMCが強調されていなければ、ただ単に人生に迷う一年になるでしょう。


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このときの月蝕はいて座、エレメントで言うと「火」のポジションで起こります。

「火」はその燃えさかるさまから「活動的」「創造的」「新たな可能性」「変化」といったキーワードを司ります。こうした積極的で変わることを表す部分が月蝕によって引き出されることも、深田さんが具体的な行動を起こす一因になるでしょう。

ちなみに、このエレメントが示すことに関しては、誰の身の上にも起こり得ることです。2020年は、ここ数年のあいだで起こっている変化の集大成になるような一年ですので、あとから振り返ってみて「2020年は、人生のターニングポイントだった」という人は多くなるでしょう。


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もうひとつのイクリスプである2020年6月21日の日蝕を見てみましょう。

日蝕は、太陽と地球のあいだに月が挟まれ、その月により太陽が隠れてしまう現象です。月に太陽が蝕まれるわけです。占星術的には月蝕と逆で、このタイミングは潜在意識が顕在意識を圧倒すると言われています。

今回対象とした日蝕は、深田さんのネイタルの火星、プログレスの水星とオポジションを形成しています。
オポジションは、ふたつの星が180度つまり真正面で向かい合う角度に位置している状態を指し、その様子はにらみ合う恰好やぶつかり合う様のように見えることもあって、このアスペクトはハードアスペクト(凶座相)とされています。
しかし一方で、互いが一番広く見えやすい位置であることから、ときには協力し合って課題の解決に挑む場合もあります。

深田さんのネイタルの火星はやぎ座、エレメントで言うと「土(地)」にあり、日蝕はかに座、「水」で起こります。
土と水の組み合わせは、土が持つ「安定」「生産性」といった性質に、水が持つ「感情」「同情」「流動的」などという言葉に言い表される柔軟性や融通性が良い影響を与えるとされていることから、このふたつのオポジションは協力し合える関係と言っていいでしょう。

また、イクリスプは位置するエレメントの性質を挑戦という形で表すとされています。かに座が属する「水」の場合、感情や安定について何かしらの挑戦を試みると言われています。

これらのことから読み取れるのは、それまで動かなかったこと(動かさなかったもの)を動かすかもしれない、ということです。これは私が深田さんの未来予想のなかで書いた「引っ越しをしたり結婚したりするかもしれない」という、簡単には動かない重大な事柄を動かすときが来たのではないか、に通じるものがあります。

しかも火星は、「意志」「主張」「行動」「エネルギー」といった積極性や力強さが持ち味です。動き始める深田さんにとっては、頼もしい援軍になるでしょう。

ちなみに、土には「多産」とか「官能」「肉体」というキーワードもあります。それらが、水が持つ「感情」によっても良い方向に刺激されるわけですから、来年、深田さんがご懐妊という報告をしてくれる可能性も十分あるわけです。


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この日蝕は、プログレスの水星ともオポジションを取っています。
水星は「知性」や「知識」、「思考」「認識」といった頭脳面を表します。日蝕によって深田さんの日ごろの考え方や物事の捉え方、また知りたい分野において変化が訪れるかもしれません。

さらに、コミュニケーションという他人と関わる上でとても重要な項目も、水星は担っています。
2020年の深田さんは、おそらく新しく出会った人ともスムーズなコミュニケーションを取ることができ、知識だけでなく人脈も広げることができるでしょう。

プログレスの水星は、いて座にあります。いて座は「冒険」が信条。このふたつが掛け合わさることで、知性面や人間関係において挑戦するシーンが出てくるかもしれません。
例えば、未来予想のなかでも書いた社会問題に対して情報を求め出すかもしれないし、それまで接点のなかった分野の人と親しくなる可能性もあります。
しかも珍しいのが、そうした新たな試みを、それほど躊躇することなく始めるかもしれないのです。いて座に「待つ」という考えは存在しないからです。

ただそうして手を付けた物事も、一時的なもので終わってしまうかもしれません。いて座は飽きっぽく、「もういいや」と思ったら、その手をあっさり離してしまう性質も持っているからです。

深田さんの未来予想のなかでも「この年生まれる感情は、一過性なものである場合が多い」と書きましたが、やはりイクリスプもそう告げているのが皮肉なところです。


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以上が、深田恭子さんのイクリスプを読み解いた内容になります。未来予想と同じ内容を、いくつか告げていたのには驚きました。
しかもそのどれもが、重要な事柄だったりします。引っ越しや結婚、妊娠、新たな分野への興味と人脈の広がり。

2020年は新たな時代が本格的に始まるので、その動きに共鳴するかのように、深田さんの人生も大きく変わるのかもしれません。

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