宇多田ヒカルさんの未来予想     2022.10.01 UP

★宇多田ヒカルさん、2013年のホロスコープ
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★宇多田ヒカルさんのプログレス・ルネーション図(2013年)
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2013年(30歳のとき)を占う

人生のテーマが「心のキズと共に生きること」である宇多田さんにとって、この年は大きな節目になると言えそうです。30年生きてきたなかでずっと抱えていた大小様々な心のキズたちとがっつり四つとなり、ここで決着をつけようとするからです。
あるキズは克服し、別のキズとは和解。さらに別のキズとは戦いを続けるかもしれません。そうやって幾つもあったキズを整理し、ほぼ片付いた状態にすることがこの年のミッションと言えます。そして次に始まる30年をどう生きるのかを考える「新たなテーマの選定」をすることになるでしょう。

この整理整頓の作業は宇多田さんにとって、結構キツいものになりそうです。でもその作業を苦しみもがきながらも、宇多田さんはやってのけることができるでしょう。もし多くの人が同じことをするのであれば相当大変で、メンタルの健全さを維持できない人も出て来ると思います。そのくらいこの戦いは激しく、厳しいものなのです。宇多田さんが最後まで戦えるのは、それまでずっと葛藤してきたからです。

その結果、ここでいくつかの問題には答えを出すことができるでしょう。とても大きな満足感を得ることができ、達成感に酔いそうです。なにしろ生まれてからずっと自分の心のなかにあった黒い塊がなくなるのですから、勝利の美酒に酔いたくもなります。
でもおそらく酔うのは、ほんのしばらくの間だけ。また新たな課題を自分に与えることでしょう。なぜなら宇多田さんは「キズと共に生きる人生」だから。多くの人にとってトラウマは心を縛る忌まわしいものですが、宇多田さんにとっては人生の伴走者なのです。その存在に苦しめられながらも、その存在がなくては自分ではないのです。

宇多田さんが自分に与える新たな課題とは、どんなものなのでしょう。おそらくそれはずっとやりたかったけれど、社会的立場であったり既成概念といった大きな枠組みのせいで取り組むことができなかったことなのではないでしょうか。
独特のセンスと境遇から、一般人では到底手に入れることのできない成功をいくつも獲得してきたであろう宇多田さんであっても、だからこそ宇多田さんでしか受けることのできない辛辣な状況に悩み、思うように動きが取れなかったことがあったかもしれません。しかし時は流れ、時代も変化し、その動きに伴って人々の意識や慣習なども形を変えていきます。またテクノロジーの進化もあり、少し前は出来なかったことが、今では簡単に出来るようになったことも数多くあります。宇多田さんが本心からやりたかったことが、実現可能な時代がいよいよ訪れたのかもしれません。

でもだからといって、ここで動き出すのは時期尚早です。意識の変化や技術の進化は、未だ芽吹いたばかり。宇多田さんの願望に時代が追いつくのは、もう少し先になります。
動きたくてウズウズしたり焦る気持ちはわかりますが、この年は過去の清算と未来へのテーマ選定、そしてその準備をする段階です。遠くにある未来を見据えつつ、いまは地盤固めにせっせと労力と時間を費やしたほうが賢明です。ここで築いた土台が、きっと宇多田さんの今後を頼もしく支えてくれることでしょう。


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以上書いたように、この年はメンタルの消耗がかなり激しくなることが予想される一年ですので、健康には十分気を付けることがポイントになってきます。
とにかく、絶対に無理はしないこと。そして規則正しい生活と、質の高い睡眠を心がけることを強く意識するようにしましょう。あえて「強く意識すること」が重要です。なぜなら、リスクの高いことや不幸な案件を無意識に引き寄せてしまう体質なので。「キズと共に生きる人生」とは、それほど強力なのです。
また、プレッシャーがかかることも避けたほうがいいでしょう。例えばツアーを行うとか。関わる人が多いことは、それだけ責任も重くなります。この年は自分を再構築することを優先させ、手掛ける案件は最小限に抑えておくことです。

30歳を迎え、これから若さや体力だけではどうにも立ち行かなくなってくる場面に出会うことでしょう。また今後のテーマ選定をしていくなかで、逆算すると「このペースじゃ間に合わない」と生きるスピードの遅さや時代の進化の遅さに焦りを感じることもあるかもしれません。
確かに人生は一瞬です。でもこの年ばかりは、焦りやプレッシャーといった精神的に負担のかかることを背負うのは避け、自分の心と体に耳を傾けることです。そして自分に必要なものは何かを選び抜くことに専念すべきでしょう。

宇多田さんが生まれたとき、そのホロスコープにはオポジションがありませんでした。オポジションはふたつの星が、真正面から向かい合う形。鏡の役割を果たす位置に星がひとつもないことで、自分で自分の状態をつかめずにいました。
しかし時が過ぎ、動いた星たちが彼女のネイタルチャートにある星たちの向かいに来ています。

自分を映す鏡が、やっと宇多田さんの前に表れたのです。

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