★ みずがめ座

みずがめ座の写真は、天候不順に加えタイミングも合わなかったため、2019年シーズンは撮影することができませんでした。来シーズン、チャレンジします。
それまでは、文章のみでお楽しみください。

みずがめ座     2019.11.04 UP

みずがめ座は全88個ある星座のなかで10番目に大きいにも関わらず、とても見つけにくい星座です。なぜなら、2等星以上の明るい星がないから。
見つけ方としては、下隣にある「みなみのうお座」の1等星フォーマルハウトをまず見つけ、そこから上に辿る方法や、「秋の大四辺形」の右下にある三ツ矢型に並んでいる星を探す、といった方法があります。
この三ツ矢型に並んでいる星の位置はみずがめ座の瓶(かめ)の部分にあたり、逆さになった瓶の口からフォーマルハウトの方向に向かって水(もしくは酒)が流れている図になります。

みずがめ座の前のやぎ座、そして後ろのうお座と「水」に関係した星座が3つも並ぶのは、紀元前3000年ごろのメソポタミア地方で、太陽がこの辺りを通過するころ雨期だったためと考えられています。


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瓶を持つのは、世にも美しい王子ガニメーデスの姿です。彼はその美貌ゆえ、星座になることができたと言っていいでしょう。

古代ギリシャの神々たちは、その王ゼウスが住む宮殿で、連日のように酒宴を繰り広げていました。神たちが口にする食べ物は「アンブロシア」飲み物は「ネクタル」と呼ばれ、もし人間がそれらを食べたら不老不死の身になれるものでした。(ちなみにネクタルは、ネクターの語源)
アンブロシアを取り分けたりネクタルを盃に注ぐ役目を担っていたのが、青春の女神へーべでした。しかし彼女は天上にやってきたヘラクレスと結婚したため、その役を降りることになります。

「さて、代わりを一体誰にしようか?」。ゼウスは悩みます。というのもへーべはとても華やかで美しく、彼女が神々のあいだを回るたび、感嘆の声と賑やかな雰囲気になっていたからです。

ある日、ゼウスが下界を見下ろしていると、草原のなかで羊たちと楽しそうに戯れているトロイ国の若き王子ガニメーデスを見つけます。その美しさと周囲をなごませる性格にゼウスは一瞬で惹かれました。
「彼だ!ついに見つけたぞ!彼をへーべの後任にする」。そう決めたゼウスは鷲に姿を変えると下界に降りていき、ガニメーデスを神々の国へとさらってきてしまいました。
神の国で正体を現したゼウスは、嘆き悲しんでいるガニメーデスに、酒宴の席でアンブロシアやネクタルを取り分ける役目を負うよう命じます。つまりそれは神に仕えることを意味し、大変名誉ある使命です。
しかしガニメーデスは喜ぶどころか、変わらず悲しみに暮れています。「嬉しくないのか?」とゼウスが聞くと、ガニメーデスはこう答えました。「きっと今頃、地上にいる父と母が自分を探して心配しているかと思うと、有難い申し出も素直に喜ぶことができないのです」。その言葉に感銘を受けたゼウスは、すぐに伝令の神であるヘルメスをトロイ国へと向かわせました。

ヘルメスがトロイ国へ着くと、ガニメーデスの両親である国王と王妃どころか国じゅうの人々が、突然いなくなったガニメーデスの行方を捜していました。
困惑するトロイ国の人々にヘルメスは告げます。「ガニメーデスは大神ゼウスに見初められ、いま天上にいる。彼は不老不死の身となり、神々と共に暮らすことになった」と。そして指し示した夜空には、ガニメーデスの姿が星座となって輝いていました。ゼウスがトロイ国の人々の思いを受け、いつでもガニメーデスに会えるよう、彼の姿を星座にしたのでした。


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神話のなかでは、人々に笑顔と癒しを届けたガニメーデス。しかし占星術のなかのみずがめ座は、かなりクセのある性質と言えるでしょう。
みずがめ座は12星座イチの変わり者。とにかく人と同じが嫌で、オリジナリティをひたすら求めます。「あの人、ちょっと変わってる」という言葉は、みずがめ座の人にとっては誉め言葉です。

また、考え方が0と1でできているデジタル思考なので、「なんとなく」とか「そういうもの」という理由に納得しません。ほとんどの人が流すようなどうでもいい話に食いついてくるので、ちょっとウザいかも。
さらにデジタル思考ゆえ、機械ものが大好きなのも、みずがめ座の特徴。スマホは最新バージョンのものを予約して手に入れるし、ゲームにものめり込むタイプと言えそうです。

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