★ しし座(2021.02.06撮影)
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★ 春の大三角形(2021.04.11撮影)
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しし座     2019.04.01 UP

しし座は、その形がなんとなく獅子の姿を想像させる、わかりやすい星座です。
目印は、しし座の心臓部分で輝く1等星のレグルス。そこから頭部に向かって並ぶ、レグルスを含めた6つの星を「ししの大かま」と呼びます。星の並びが、草を刈る「かま」に似ているとされているからです。

この「かま」にあるアルギエバという星の近くからは毎年11月中旬ごろになると、いくつもの星が降り注いできます。しし座流星群です。
実は通常の流星群では、その名に反するかのように、一時間に数個しか流れ星を確認できないのですが、このしし座流星群では過去、一時間に数千個もの流れ星を観測したことがありますので、シーズンが来たら見上げてみたい夜空のイベントのひとつです。

尻尾の部分には2等星のデネボラがいます。このデネボラと、うしかい座の1等星アークトゥルス、そしておとめ座の1等星スピカをつないだ三角形は「春の大三角形」として知られています。


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しし座の獅子も、かに座のカニと同様ヘルクレスに倒され、女神ヘラによって星座にされました。

ヘルクレスは神々の王ゼウスとその妾の子として生まれたため、正妻ヘラからとても憎まれていました。ある日ヘラの呪いにかかったヘルクレスは、誤って自身の妻子を殺してしまいます。その罰として父ゼウスから「12の難行」を言い渡されるのです。獅子退治も、このうちのひとつでした。(「12の難行」については、ヘルクレス座のページを参照)

獅子はネメアという地域の森に棲み、人や家畜を襲っては食べるという、恐ろしい化け物でした。ネメアの森にやってきたヘルクレスは、ひとり森の奥へと入っていきます。20日間ほど歩き回って、ようやく人食い獅子を見つけることができました。
そこでヘルクレスは、矢を放ったり剣で獅子を切り裂こうとするのですが、獅子の皮膚は硬く、まったくダメージを与えることができません。それならばと、ヘルクレスは何も持たず身ひとつで獅子へと襲い掛かります。そして三日三晩格闘の末、やっと獅子の息の根を止めることに成功したのです。

この一件でヘルクレスは一躍有名になったのですが、彼を快く思っていない女神ヘラは、ヘルクレスを苦しめた化け獅子の労をねぎらい、その姿を星座にしたのでした。


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ヘルクレスが来るまでは恐れられていた化け獅子のように、占星術の世界でも、しし座の存在は偉大です。
例えば、各サインのルーラーを決める際、最初に基準値とされたのがしし座と太陽の関係でした。またその性格も大変な気取り屋で、自分がまるで物語の主役であるかのように立ち振る舞います。そして周りからの賞賛や拍手喝采が欲しいタイプでもあります。承認欲求が強いと言えるでしょう。
近くにいたらきっと「うざい」人だと思いますが、しし座が放つ賑やかさは絶大なので、周囲の雰囲気を明るくしてくれる効果があるでしょう。

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