★おおぐま座(2021.03.13撮影)
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おおぐま座     2021.04.24 UP

おおぐま座は全天中で3番目に大きな星座ですが、それよりはその背中から尻尾をたどる7つの星「北斗七星」の方が有名でしょう。
北斗七星は中央のδ(デルタ)星が3等星で、残り6つの星は2等星になります。そのため肉眼でもこのひしゃくの形ははっきりわかり、春の夜空で星座を探すひとつの目印になっています。
ひしゃくの柄の先にある2等星アルカイドから、うしかい座の1等星アークトゥルス、おとめ座の1等星スピカを丸くつなげば、「春の大曲線」を目の当たりにすることができます。


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ギリシャ神話のなかでは、この大きな熊は狩りの女神アルテミスの侍女カリストの変わり果てた姿とされています。
カリストはとても活発なニンフ(妖精)で、いつもアルテミスと一緒に野山を駆け巡っては狩りに没頭していました。その姿を見初めた神々の王ゼウスはカリストに近付くと、カリストを強引に自分のモノにしてしまったのです。
しばらくののち、アルテミスはカリストの様子がおかしいことに気付きます。カリストはゼウスとのあいだに子供を身ごもっていたのでした。処女神でもあったアルテミスは、自分の身近に処女ではない者がいたことに激怒すると、カリストを大きな熊の姿に変えてしまいます。カリストは生まれた息子アルカスを同じニンフのマイヤに預けると、自分はひとり森の奥へと姿を消したのでした。

時は流れ、たくましい青年へと成長したアルカスは狩人となり、森へ入っては獲物を捕まえていました。
ある日アルカスは、森の奥でそれはそれは大きな1頭のメス熊に出会います。その熊はアルカスの母カリストでした。カリストは目の前にいる青年が自分の息子だということがすぐにわかり、愛おしさのあまり彼を抱きしめようと近付きます。しかしアルカスから見れば相手はただの大きな熊です。熊が襲ってきたと思ったアルカスは矢を弓に当てると、熊めがけて矢を放とうとしました。
その様子を見ていたゼウスは、アルカスに母親を殺させてはいけないと思い、瞬時に彼を小さな熊に変えると、カリストとともに夜空に星座として上げたのでした。そしていま母カリストはおおぐま座として、息子アルカスはこぐま座として、北の空に並んで輝いています。

このことが気に食わなかったゼウスの妻ヘラは、彼らが一年中休むことなく北の空を回り続けるよう、川の神オケアノスと海の神ネーレウスの娘テティスに依頼しました。その結果、古代ローマ地方では北斗七星は地平線より下へは沈まなくなってしまったのです。

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