星占いの世界で使われている言葉を、ざっくり解説しています。
ホロスコープ用語のプチ解説
星占いの面白さ奥深さ (新月・惑星直列・天王星の周期) 2017.05.01 UP
【 メルマガ第19号より(発行:2017.04.01)】
今回のうんちく披露はいつもと少し趣向を変えて、星占いの面白さ奥深さを書きます。というのも、錦織くんのホロスコープがあまりにそのことを私に教えてくれたので。もちろん、用語の解説も随所に挟んでお届けします!
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錦織くんの読み解き結果のなかで、私は彼が「改革者となる」と書きました。そう読み解いた理由は以下の3つです。
1つ目は、錦織くんが新月生まれであるということ。
アスペクト的な意味(太陽×月がコンジャクション)は読み解き結果の解説のなかに書きましたが、ここでは彼がこの年最後の新月に生まれた、という点に注目したいのです。
錦織くんは1989年12月29日生まれ。正確にはこの前日28日に迎えた新月(オーブのおかげで、ホロスコープ上は29日も新月扱い)は、年をまたいで翌月の11日に満月となります。
満月(完成)に向かって、文字通り新しい月が生まれたときに、錦織くんも生を受けたのです。しかも途中で新しい年(時代)を迎えるという貴重なタイミングで。もっと言うと、1980年代から1990年代へ変わる10年に一度しかないときに。
★錦織さんの誕生日×新月
(拡大画像はこちら)
2つ目は、惑星直列があること。
惑星直列は星が太陽に向かってほぼ一直線に並ぶ現象です。ホロスコープ的には幾つ以上の星について言うのかとか、オーブはどのくらいなのかという定義はされていないようなので、個人的に4つ以上のコンジャクションがあったときに惑星直列と判断しています。
錦織くんのホロスコープには2つの惑星直列があります。(太陽×土星×天王星×海王星、太陽×月×土星×海王星)
惑星直列があった年は、歴史に残る大事件が起こっています。
★錦織さんが生まれた年(1989年)に起こった出来事
・1月 昭和天皇崩御
・6月 天安門事件
・11月 ベルリンの壁崩壊
・12月 チャウシェスク独裁政権崩壊
なんと、偶然にもすべて「崩れて」いるんですよね。それまであったものや価値観が崩れ、ここから新しい時代が始まったのです。崩れ終わった最後の最後に、錦織くんは生まれたのです。
★錦織さんのホロスコープにある惑星直列
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残り3つ目は、天王星が新しい周期に入ってまもなくの頃に彼は生まれた、という点です。
「改革」や「変化」をキーワードに持つ天王星は、約7年で太陽のまわりを一周していて、その周期で何かしらの変化が起こると考えられています。
錦織くんが生まれた1989年の2月から、天王星はやぎ座を運航していますが、その1月までの約10か月間はいて座とやぎ座のあいだを行ったり来たりしていました。こういう揺れ動いた時期を経て、新しい星座(やぎ座)が始まって程なく(11か月後)彼が生まれたことは、新しい時代を作る(生きる)ことを啓示しているかのようにも思えてしまったのです。
★錦織さんの誕生日×天王星の周期
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新月生まれ、惑星直列、そして天王星の周期。これらと錦織くんの誕生日を照らし合わせたときに表れたのが「革命者」というキーワードだったわけです。
ほかにも、木星×天王星がオポジションだとか、天王星がアンギュラーという理由もあるのですが、この3つの項目がつなぎ合わさったことが、錦織くんを改革者と読んだ最大の理由となりました。
こじつけな部分もあるかもしれませんが、それでもこの偶然の組み合わせに、私は星占いの面白さと奥深さを感じたのでした。
★錦織圭さんのネイタルチャートの読み解き結果は、こちらをご覧ください。
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