星占いの世界で使われている言葉を、ざっくり解説しています。
ホロスコープ用語のプチ解説
アセンダント・メディウムコエリ 2017.03.01 UP
【 メルマガ第18号より(発行:2017.02.01)】
ホロスコープはその中心に自分がいて、左側を東、右側を西として描かれています。そして左から時計回りに日の出、天頂、日の入と表します。
この日の出の位置(黄道と東の地平線の交点)をアセンダント(ASC)と言い、天頂(太陽がその日一番高い位置)をメディウムコエリ(MC)と言います。
ちなみに、日の入(黄道と西の地平線の交点)はディセンダント(DSC)、天頂と180度反対の位置をイムームコエリ(IC)と言います。
★ホロスコープの見方
(拡大画像はこちら)
ASCは第1ハウスのカスプ(各ハウスが始まる線)でもあり(ネイタルチャート(プラシーダス)の場合)、ホロスコープのなかでも重要なポイントのひとつとされています。またこのASCが入っている星座は「上昇宮」とも呼ばれます。
ASCが表すのは、外見や第一印象がどういったものか、また行動パターンはどんな形で出るのかといったことになります。
紀香さんのASCはてんびん座ですが、その場合、「品のある顔立ち」「古風な美人が多い」「スタイルが良い」といった見た目を表し、「平和を望むあまり何にでも同調してしまうので、優柔不断になりがち」「粘り強さに欠けるため、突然仕事を変えるかも」といった行動(性格)を表しています。
またASC付近に星があると、その性質やイメージが身近な人にだけ見せる癖となって表れるとされています。そしてここに星が多ければ多いほど、個人生活が賑やかになるとも言われています。
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MCは第10ハウスのカスプで、ホロスコープのなかで一番高い位置にあります。
MCが表すのは「世間に対して自分をどう見せたいか」また「その人が努力することで達成できる最高地点や目標地点」「好む好まないに関係なく、その人が社会のなかでできること」などになります。
どちらかというと、ASCが無意識に起こしてしまう自分のクセや行動に対して、MCは自覚して起こす行動を表す感じでしょうか。生まれてしばらくは自意識がないため本能のままに生きる(ASC)のが、大人になって目的にためにまい進する(MC)といったたとえになるでしょう。
紀香さんのMCはかに座です。この場合「ゴールへは遠回りして辿り着く」だとか「適職は旅行関係やライフコンサルタントなど」といったことになります。
MC付近に星がある場合は、職業選びにその星の性質が反映されたり、公的な行動を起こすときに影響が出やすいとされています。
紀香さんはこのMC付近に太陽があります。太陽がMCとコラボすることで、「自己表現」だとか「アイデンティティ(自己認識)」といった太陽の性質が強調されるわけですね。
ほかにMC付近には水星と金星があるのですが、水星は「知性」「旅行」「狡猾(こうかつ:ずるがしこいこと)」といったキーワードがあり、金星は「愛」「よい人間関係」「平和」といった性質がオープンになるのではないかと思いました。
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ASCやMCがどこに位置するのかというのは生年月日や出生地だけでなく、生まれた時間がいつなのかもわからなければ求めることはできません。
紀香さんは12時40分生まれというデータがあることで、MC付近に太陽があったりASCがてんびん座だということがわかるわけです。そしてそれぞれの組み合わせから、「自己主張が強い」だの「古風な美人が多い」といった読み解き結果が得られました。
以前、堀江貴文さんを読み解いたときにも書きましたが、やはり「生まれた時間がいつか」というのはホロスコープを読み解くうえで、ものすごく重要な情報なんだなということを、今回改めて感じたのでした。
★藤原紀香さんのネイタルチャートの読み解き結果は、こちらをご覧ください。
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