星占いの世界で使われている言葉を、ざっくり解説しています。
ホロスコープ用語のプチ解説
ハウス 2015.11.01 UP
【 メルマガ第10号より(発行:2015.10.01)】
今回のうんちく披露は、「ハウス」を採り上げようと思います。
まず「ハウスとは何ぞや?」と言うと、東の地平線から太陽が昇ってくる点を起点として、天を12分割したものをいいます。
そしてその起点から反時計回りに第1ハウス、第2ハウス・・・と順を追っていきます。
★ハウスとは
(拡大画像はこちら)
各ハウスをどのタイミングで区切っているかという「ハウスシステム」は100種類くらいあると言われていて、その代表的なものを以下に挙げてみました。
●コッホシステム
時間で区切る
●プラシーダス
時間的に区切る(日照時間の短調や、見る地点の緯度経度を考慮する)
●イコール
度数(30度ずつ)で区切る
日本ではプラシーダスがよく使われているということで、私もハウスシステムはプラシーダスを採用しています。
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それぞれのハウスには、人生の中でクローズアップされるような出来事や執着するポイントが1つずつ意味づけられています。
●第1ハウス
自分をどのように表現するか。パーソナリティのハウス。
●第2ハウス
金銭感覚や物に対する執着度などを表す。所有のハウス。 ●第3ハウス
知的好奇心がどこへ向かうか。またコミュニケーションの取り方もここで見る。知識のハウス。
●第4ハウス
自分が育った家庭環境や、自分が築く家庭環境を表す。家庭のハウス。
●第5ハウス
恋愛パターンや娯楽に興じる度合い、子供との関わり方などを表す。恋愛と娯楽のハウス。
●第6ハウス
日々の仕事やかかりやすい病気など、健康状態を見る。仕事と健康のハウス。
●第7ハウス
結婚相手やビジネスパートナーといった協力者との相性を表す。パートナーシップのハウス。
●第8ハウス
生と死、また遺産など相続関係を表す。遺産と死のハウス。
●第9ハウス
哲学や心理学など高度な学問、また留学や国際交流といった海外にまつわる部分。教育のハウス
または外国のハウス。
●第10ハウス
どんなキャリアを積むか、また地位や名誉などに重点を置く人生なのか。社会生活と職業の
ハウス。
●第11ハウス
グループ活動や組織との関わり合いを見る。友情のハウスまたは願望のハウス。
●第12ハウス
どこに束縛や苦しみを抱えるか。制限のハウス。
かつみさんの場合、「収支の状態はどうか?」というのが今回そのホロスコープを読み解く上でのポイントでしたので、上記項目からいくと第2ハウスの状態を見るということになります。
見方としては、そのハウスが強調されているかどうかがひとつの目安だと思います。
●1つのハウスに、星が3つ以上入っている。
●太陽、木星、月が入っている。
●アスペクト(グループアスペクト含む)を多く取っている星が入っている。
こういったところが、その性質が強調されるハウスだと判断しています。
またハウスはそれぞれの性質から、3つのグループに分けて見ることもあります。
●アンギュラー(第1、4、7、10ハウス)
積極性や行動力などを表す。
●サクシデント(第2、5、8、11ハウス)
継続性や安定性などを表す。
●カデント(第3、6、9、12ハウス)
隠された能力や知的探究心などを表す。
これらはクオリティ(活動、固定、柔軟)と関連付けられています。
★ハウスの3区分
(拡大画像はこちら)
★かつみさんのネイタルチャートの読み解き結果は、こちらをご覧ください。
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