ホロスコープ用語のプチ解説

星占いの世界で使われている言葉を、ざっくり解説しています。

オーブ   2015.05.01 UP

 【 メルマガ第7号より(発行:2015.04.01)】

ホロスコープ上、明菜さんの太陽と月はオポジション(地球をはさんで180度の位置にある)で、「満月の日生まれ」ということになります。
しかし調べてみると実際の満月は、誕生日7月13日の翌日14日です。

明菜さんが生まれたときの月齢カレンダー

つまり、正確には満月の日の生まれではありません。でも、このズレは許されるのです。

アスペクトは、2つの星が60度(セクスタイル)とか120度(トライン)といった決められた角度に位置したときに成立しますが、ジャストこれらの度数に星たちが位置する場合はほとんどありません。
そのため「オーブ」という許容範囲を設定し、丁度その角度に星たちが位置していなくても、アスペクトが成立するようにしているのです。
明菜さんはこのオーブのおかげで、ホロスコープ上は満月の日生まれとなるわけです。

オーブをどのくらい取るのか、決まりはありません。
±5度でも±10度でも構いませんし、その許容範囲をアスペクトごとに設定するのか星ごとに設定するのかも読み手の自由です。

私が利用させていただいているホロスコープ作成サイトは、アスペクトごとにオーブを設定していて、オポジションのオーブは±10度です。


★ホロスコープ作成サイト「ASTRO DIENST」(無料)

https://www.astro.com/horoscopes/ja


「±10度って、実際どのくらいなんだろう?」そう思って、以下2つのパターンについて調べてみました。

 1. 1965年7月13日 20:20 東京都大田区
   太陽×月のオポジション(明菜さんのパターン)

 2. 1982年4月19日 18:32 東京都大田区
   太陽×冥王星のオポジション


近い星同士の±10度と遠い星同士の±10度ではどのくらいの開きがあるか、というのも合わせて見てみることにしました。

【ご注意】
 公転速度や公転軌道などの理由により、この結果がすべての太陽×月と太陽×冥王星のオポジ
 ションに言える訳ではありません。
 「このときこの場所から見た場合」という、場所と期間を限定して見た場合の結果ということ
 でご理解ください。

★太陽×月、太陽×冥王星のオポジション

太陽×月、太陽×冥王星のオポジション

1.について(上記リンク先資料・左側)は、1965年7月13日4:02から7月15日0:03までがオーブの範囲内です。このあいだにこの場所で生まれた人は、ホロスコープ上満月の日生まれということになります。
その間、1日と20時間。長いなぁ・・・この結果だけを見たときは、正直そう思いました。しかし2.の結果を見た瞬間、「いや、やっぱりこれくらいが妥当なのかも」と思い直しました。

2.について(上記リンク先資料・右側)は、19日と20時間45分もオーブがあるのです。
この結果と比べれば、1日と20時間というのは当然短く、期間的にもなんとなく(笑)妥当な長さのように思えたのです。


それに、あまりオーブを狭めてしまうとアスペクトの成立する数が少なくなり、特徴が掴みにくくなるという欠点も発生してしまいます。


【オーブの範囲を狭く設定する】
 ・影響力 → 強
 ・メリット → より正確な結果を知ることができる。
 ・デメリット → アスペクトが成立しにくくなり、ホロスコープの特徴が掴みにくくなる。

【オーブの範囲を広く設定する】
 ・影響力 → 弱
 ・メリット → アスペクトが成立しやすくなり、ホロスコープの特徴が掴みやすくなる。
 ・デメリット → 当てはまる事柄が多くありすぎて、逆に際立った特徴が掴みにくくなる。


適度な特徴を得るのに、オポジションのオーブが±10度というのは妥当なんだな・・・ということを、今回の調査で改めて実感したのでした。

  ★中森明菜さんのネイタルチャートの読み解き結果は、こちらをご覧ください。