ホロスコープ用語のプチ解説

星占いの世界で使われている言葉を、ざっくり解説しています。

グループアスペクト   2014.07.01 UP

 【 メルマガ第2号より(発行:2014.06.01)】

堀ちえみさんのホロスコープは、グループアスペクトがものすごく多かった!
なので今回のプチ解説は、このグループアスペクトについてうんちく披露したいと思います。

グループアスペクトとは、3つ以上の惑星が決められた範囲内に納まっている状態を指し、複合アスペクトとも呼ばれます。
ちなみに、2つの惑星がそういう状態のときは、ただ単にアスペクトと言います。

グループアスペクトの種類は、把握しているだけで以下になります。

  1.セミヨド
  2.ブーメラン
  3.Tスクエア
  4.グランドクロス
  5.グランドトライン
  6.調停
  7.トリプルコンジャクション
  8.惑星直列
  9.ミニトライン
 10.カイト
 11.ヨド
 12.ミスティックレクタングル
 13.グランドセクスタイル
  (ハーモニックコンコーダンス)

それぞれどんな配置なのかは、下図をご覧ください。

★グループアスペクトの種類
(拡大画像はこちら

グループアスペクトの状態では、形成する惑星間でエネルギーがぶつかり合うためパワーが増幅し、そのパワーが良い方もしくは悪い方へ作用するとされます。
また、アスペクト状態にある2つの惑星に、もう1つ(か、1つ以上)の惑星が加わった状態と見ることもでき、アスペクトの状態をやわらげたり、逆に緊張状態にするともされます。
さらに1つの惑星が、2つのグループアスペクトに共通していたりすると、片方のグループアスペクトの力を、もう一方のグループアスペクトが強めたり弱めたりすることもあります。

それぞれのグループアスペクトごとに意味があり、一応、大吉もしくは大凶などと良し悪しが定められてはいます。しかし私は、だからといって単純に、大吉のグループアスペクトだからといって良い、と見るようなことはしません。
星占いは、あくまでトータル判断だと思うからです。それに、大吉だからとそれに甘えていると、自分の行動次第では、凶になる可能性もあるからです。
人によっては、恵まれている環境でも、それが必ずしも幸せではない場合もありますし。

それでは、グループアスペクトの数の多さは、人生にどんな影響を及ぼすのか。

私は、数が多ければ多いほどその力に押され、自分の意志が反映されにくくなるのではないかと思ったのです。
1つのグループアスペクトにつき、最低3個の惑星の力が作用し合っていますからね。それが何組も重なれば、個人の意思など簡単に流されてしまうほどのエネルギーになると思うのです。


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堀さんのホロスコープが持つグループアスペクトは、以下のようになります。

 1.セミヨド  → 1組
 2.ブーメラン  → 1組
 3.Tスクエア  → 1組
 4.グランドトライン  → 3組
 5.調停  → 10組
 6.トリプルコンジャクション  → 1組
 7.ミニトライン  → 1組
 8.カイト  → 3組
 9.ヨド  → 3組

全部で24組。多い!ですねえ。
これだけ多ければ、「運命に翻弄される」状態になるんじゃないかと思うのです。


それにしても、こんなに多くのグループアスペクトがあるホロスコープは初めて見ました。すごくいい勉強になりました。
堀さんを選んだのはたまたまだったんですが、もしかしたら、グループアスペクトを学ぶために与えられた課題だったのかもしれません。

  ★堀ちえみさんのネイタルチャートの読み解き結果は、こちらをご覧ください。

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